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住宅仕上げに自然素材をご検討の方必見!今流行りの「無垢材」について解説!

 住宅の新築やリノベーションを検討していると、「無垢材」というワードをよく耳にすることがあると思います。
 そもそも「無垢材」が注目を浴びるようになった背景には、数年前に問題となった「シックハウス症候群」の影響が大きいと考えられています。 新築の物件に入るだけで「気分が悪くなる」「くしゃみが止まらない」といった症状を発生させるシックハウス症候群を解消するために、日本の住宅に利用される「建材」が見直され、「自然素材で作る家」が増えてきているのです。
 今回はそんな「自然素材で作る家」には欠かせない「無垢材」について解説していきます。

1.住宅の床材について

 無垢材は床材として、直接肌に触れる部分に利用されることが多いです。日本の住宅の床材は主に「複合フローリング」と「単層フローリング」の二種類があります。
①複合フローリングとは、ポリエチレンなどのクッション材と合板や集成材などの基材の表面に化粧材を張り付けるものです。この「複合フローリング」が日本建築では主流です。
②単層フローリングとは、糊や接着剤を使用しないで一枚ものの木材を製材したフローリング材のことを指し、別名「無垢フローリング」とも言われています。

無垢という言葉の意味は「純粋なまま」「混ざりのない」という意味があるように、健康や環境に無害で「体に優しい建材」なのです。

2.無垢材の種類

  【杉】~柔らかな質感で足にフィットする~

割り箸などに使用される杉材の特徴は「柔らかさ」です。床材に使用した時の足へのフィット感は、思わず寝転がりたくなるような気持ち良さがあります。
 また、値段も比較的リーズナブルで日本の住宅では一般的な床材として知られています。

見た目としては、木目が直線的で色は明るめなのでシンプルな床にしたい方にはお勧めです。

特におすすめ! 『吉野杉』について

~杉材の柔らかな質感+科学的に実証された高い健康効果~

一般的とされている杉材の中に、【吉野杉】という高級材があります。
吉野杉の産地は、奈良県吉野郡。歴史は500年と長く、古くから住宅建築に活かされてきました。そんな吉野杉の大きな特徴は3つあります。

1.色艶が美しい
一級水系でもある吉野川があり、木が育つには最適な自然環境であることから、節が少なくとにかく綺麗です。年輪幅も狭く色目がしっかりしているのが特徴。

2.そりや曲がりが少ない
本来、杉材は柔らかく曲がりやそりが大きいデメリットがありますが、吉野杉には柔らかな質感は残しつつも、木が乾燥する際に起きる曲がりやそりが起こりにくいという特徴があります。

3.高い健康効果がある
吉野杉には、科学的に実証された高い健康効果が発表されて以来、床材として全国的に注目を集めるようになりました。

【実証された結果】
・カビの生育を抑制
・ウイルスの不活化
・紫外線の吸収
・大腸菌の増殖を抑制
・ダニの発生を抑制

これらの項目が実証されたことで、小さなお子様が居るご家庭やシックハウスが気になる方には最適の建材と言えます。

【タモ】〜強度があり変形しにくい〜

スキー板や野球のバットなどスポーツ用品に使用されるタモ材は、硬い素材として有名です。無垢フローリングは自然素材な為、曲がりやそり、キズが付きやすいという点がありますが、タモ材を使用したフローリングはその影響を受けにくいメリットがあります。
見た目としては、木目が鮮明で濃い色合いをしています。ウッド調の重厚な仕上がりにしたい方にはオススメです。

【ヒノキ】〜日本人好みの豊かな香り~

加工の容易さから神殿仏閣の建築に多用されてきたヒノキには、防虫効果もあることが実証されています。
そんなヒノキの最大の特徴は香りです。このヒノキの香りにはリフレッシュ効果や鎮静効果などの効能があり、心と体に良い影響を与えてくれます。

【ウォールナット】〜経年劣化を楽しめる〜

高級家具などに使用されるウォールナットは、高価な点が目立ちますが耐久性も十分にありフローリングの中でも人気が高いです。
そんなウォールナットの特徴は経年劣化を楽しめる点にあります。
元々は濃い色合いをしていますが、使い込むにつれて赤みがかってきたり、逆に黒くなってきたりと「自分だけのフローリング」になっていきます。レトロな雰囲気が好みの方にはオススメです。

3.無垢材フローリングにするメリット・デメリット

【メリット】

  • 温度調節をしてくれる

天然木は、製材された後も呼吸を続けています。乾燥する時期になれば水分を蒸発して空気中の湿度を調節し、湿気が多い時期には水分を吸収してくれるのです。これは、1000年以上続く日本家屋のノウハウで「天然エアコン」として活用されています。 無垢材フローリングが心地良いと感じる要因の1つですね。

  • 木の質感が失われない

複合フローリングと無垢材フローリング(単層フローリング)では木の質感が違います。数ミリ程度の木材を表面に張り付けた複合フローリングに比べて、100%木でできた無垢材フローリングは保温効果も高く、肌触りや温かみは比べ物にならないほどに快適です。

  • 味が出てくる

複合フローリングは劣化しないように作られている為、長く使っても修繕工事などは滅多にありません。
一方で、無垢材フローリング(単層フローリング)は使えば使うほど劣化していきます。劣化をマイナスに捉える方もいますが、色艶が出てきたフローリングには愛着が湧いてきます。 味が出てくることはもちろんですが、歳月を経た木材は強度が増すという点もメリットです。

【デメリット】

  • 床暖房が使えないものが多い

無垢材は温度による収縮と膨張が激しい為、床暖房が使えません。ただし、一部のメーカーでは、床暖房対応の無垢材も販売されています。

  • キズが付きやすい

家具のこすれなどにより、床にキズが残ったりすることもしばしばあります。多少のキズでしたらサンドペーパーで削り、保護オイルを塗れば簡単に補修することができます。それらを含めた経年劣化を自然素材の味として楽しめるといいかもしれません。

  • 水こぼしや食べこぼしに注意が必要

無垢材は基本的に水に弱いです。その為、すぐに拭きとらなければシミになってしまうので注意が必要です。多くの場合は水をはじく効果をもたせるため、仕上げとして蜜蝋ワックスや自然素材のオイルを塗装します。

4.塗装の種類と選び方

無垢フローリングを選択する上で、仕上げの塗装はフローリングを守るための大切な方法です。そんな仕上げ塗装にも、種類があることをご存知でしょうか。それぞれの特徴とおすすめをご紹介いたします。

  • 浸透性塗装

オイル塗装や蜜蝋ワックス仕上げのように、主にオイルを木の内部に浸透させて保護する塗装です。これにより木の表面の質感や肌触りを残しつつ、木を保護することができます。浸透性塗装は定期的な塗り重ねで水をはじく効果を保ち、時間が経つごとに味のある色やツヤ感がでてきます。

  • 造膜塗装

木の表面に膜を作るような塗料を利用した塗装です。複層のフローリングには、こちらの造膜塗装での仕上げが一般的です。膜が剥がれない限り、水分やキズには強いといわれております。ですが、本来の木の質感が薄れてしまいます。また経年劣化すると、表面がぱりぱりと剥がれるため傷が目立ちやすいです。

多くの一般的なフローリングには造膜塗装が施されておりますが、もし無垢材フローリングを採用される場合は断然、天然木の素材を浸透性塗装がおすすめです。

浸透性塗装の中でも特におすすめ!【オスモ塗装】について

住宅に対する健康志向の高いドイツで開発され、多く利用されている「オスモカラー」(浸透性塗装)は、日本でも無垢材を検討されるお客様から多くの注目を集めています。
そんな体にもやさしいオスモカラーの、主な特徴をまとめてみました。

・食品と同等の安全性
塗装剤の大多数は合成樹脂を含む化学物質で作られていますが、オスモカラーはひまわり油や大豆油などの植物油=自然素材から作られている為、もちろん有害な化学物質は全く含まれておらず、安全性に優れた塗料です。赤ちゃんが口にしてしまいがちなおもちゃに塗っても問題ありません。

・木の呼吸を妨げない
オスモカラーは、木材に深く浸透しても木材の呼吸を妨げません。それは、植物性油を使っていることで動植物との相性が良いことが関係しており、人間に対しても無害なので安心です。

・長持ちする
ドイツで研究を重ねられたオスモは水を弾く力も強く、通常の塗装材よりも長持ちするうえに、古くなった塗装を紙やすりで削る必要もなく、塗り継ぎ後も目立たないためメンテナンスも簡単です。

5.無垢材フローリングのお手入れ方法

時の経過とともに経年劣化が味になる無垢材ですが、やはり天然の木材なので気になるキズやへこみができることもあります。そんな時にぜひ試していただきたいお手入れ方法をご紹介します。

・水分で無垢材を膨らませる
キズが目立つ部分の周囲をサンドペーパーなどで削り、水を少し吹きかけます。そのまま浸透するまで少し置き、水をふき取ります。さらに、その上から蒸しタオルを載せてアイロンをかけます。へこみが目立たなくなるまで繰り返し、最後はサンドペーパーとワックスで仕上げれば完了です。

・どうしようもないキズの場合は、やっぱりプロが一番
例えばダイニングの椅子の下など、日常的に家具がこすれる部分のキズが目立つ場合は、プロの職人さんに補修を依頼することも大切です。

6.無垢材でリノベーションする際のポイント

自然素材としてリノベーションにも多く取り入れられる無垢材ですが、
事前に知っているだけでより快適に過ごすことができるポイントがあります。

①トイレも自然素材の床にしたいときは・・・

トイレなどの水回りに無垢材フローリングを貼ると、塗装をしていても水はねが心配になる方が多くいらっしゃると思います。そんな方には、無垢材の良さを残しながらも硬くて水に強いヒノキ材や、カリン材などがおすすめです。気になるお手入れも、簡単な床拭きをするだけで大丈夫です。ほかにも竹を使用した床材などもあります。

②インテリアにもこだわって、おしゃれな部屋にしたいときは・・・

無垢材フローリングと一言で表現しても、無垢材の種類や塗装色によって様々な色の仕上がりになります。お好みのインテリアが決まっている場合は、そのイメージを引き立たせられる無垢材や塗装を選ぶことが重要です。また、お部屋全体のイメージが決まっている方は、それぞれの木が持つ特徴を見比べながら、自然素材と家具が引き立てあうようなものを選んでくださいね。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか?
無垢材には、本当にたくさんの種類があります。あなたのおうちに合った、個性豊かで温かみのある無垢材を探してみてください。

『健康リノベ』では、このような自然素材に対して気になっていることや、
実際に施工した際の金額のお話など、些細なことでもご相談から承っています。
気になる方はこちらから、お気軽にお問い合わせください。

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