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漆喰・無垢の木だけではない!多彩な自然素材建材をご紹介♪

 もしも皆さんが住宅の新築やリフォームを検討する場合、重要視するポイントとはなんでしょうか?デザイン?金額?それとも機能性でしょうか?

これらは、もちろんすべて重要な項目です。
その中でも多くの方は、まずはイメージを膨らませるためインターネットやSNSなどで、たくさんの住宅デザインや完成写真などを検索されるかと思います。

ネット上には、おしゃれな住宅がたくさん載っています。
意匠的に魅せるため、日々様々な新建材も生み出されています。しかし、これらの多くは石油や化学製品を原料とした建材が多く、見た目重視なものも多く存在します。

健康的な住環境を生み出すには、内装の仕上げ材がもたらす住環境への影響などを考慮し、自然素材にこだわることが必要不可欠だといえます。

そうは言っても、住宅につかえる自然素材といえば「漆喰・珪藻土」や「無垢の木材」くらいしか思いつかない。。。

確かに、住宅建材の中でも「漆喰」や「無垢の木」は、多くの住宅会社でも採用される自然素材の王道だといえます。(こちらについては、それぞれ別の記事で詳しくお話ししておりますので読んでみてください。)

ここでは、漆喰や無垢の木だけではない、様々なデザイン性を兼ね備えた自然素材についてご紹介いたします!

1. 自然素材の良さについて

 具体的な建材の紹介の前に、まずは「なぜ自然素材をおすすめするのか」という部分をもう少し掘り下げたいと思います。

現在多くの建築メーカーで使用されている建材は「新建材」といわれ、先程もお伝えした通り、石油や化学製品を原料とした建材の事を指します。

これらの建材が多く利用されている理由には、品質を均等化し大量生産を可能にする事や、職人さんの施工スピードを上げるなどのメリットがあります。
つまり大げさに言うと、住宅に「住む」人のためというよりは、「建てる」時のことを重視して開発されているということです。(もちろん一概には言えません。大量生産・簡単施工だと住宅全体の金額も下がります。)

量産型の新建材と比べると、自然素材を扱うメーカー様は数がそれほど多くなく、また施工にも手間を要するものも少なくないため、価格も割高です。

ただ、古民家や従来の伝統的な日本家屋には多くの自然素材が使われていました。なぜなら、それが日本の気候や四季に順応する、一番住み心地のいい素材だったからです。

現在の技術の発展により、昔よりも自然素材の施工性やバリエーションも増えています。住宅の内装を検討される際は、この記事を参考にしながら、住み心地のいい「自然素材」を取り入れてみてください。

2. 内装に使える様々な自然素材

♢石材

 材というと外構に使われるイメージが強く、内装材と聞くと意外に感じるのではないでしょうか?しかし、意外と内装材で天然石を使用する場所は多くあります。例えば内壁・キッチンカウンターや洗面所などの水回り、床材としても活躍します。
 内装材に石材を使用するメリットは、なんといっても新建材では出せない重厚感です。天然石を使用するとお部屋全体の上質感がぐんと増します。
広い面積で取り入れると、その分コストも上がりますが、漆喰壁の中のワンポイントとして取り入れたり、オリジナルキッチンの天板に利用するだけでも十分な存在感を得ることができます。
あまり知られていない事ですが、選ぶ石質によっては吸湿効果や消臭効果などがあります。この辺りは、似たような見た目の新建材とは比にならないほどの効果がありますので検討してみてはいかがでしょうか。

♢タイル

前項で紹介した石材と被る部分もありますが、タイルだって立派な自然素材から生まれる建材です。
耐久性と汚れにくさから、洗面台周りやキッチンフロアーなどに利用されます。また、自然素材ならではの深みのあるデザインは石材同様室内に重厚感を出す事が可能です。なおかつ天然石よりはコストも抑えることができます。
最近では大判の天然石を薄く切り出しタイル状に加工することで、天然石本来の質感を出しながらもコストカットできる優れものも存在します。

♢和紙壁紙

現在の住宅の壁紙のほとんどはビニールクロスです。ビニールクロスは基本的に調湿効果や防臭効果などはありません。(メーカーによってはこのような機能をプラスした商品もあります。)
それに対して、和紙壁紙は和紙本来の持つ調湿・防臭効果があります。意外にビニールクロスよりも、引っ掻き傷などに対する強度があるという良さもあります。

♢ガラス

意外に思われる方もいるのではないでしょうか?
ガラスも立派な天然素材からできています。以前の和風住宅ではガラスと言えば和室の引き戸などに使用される間仕切りの役割が大半でした。
しかし、考えかたを変えると壁の代わりに強化ガラスを使用する事で洗練された空間の演出を可能とします。想像してみてください、階段壁や吹き抜けの腰壁がもしガラスだったら。都会的でスタイリッシュな空間がイメージできたのではないでしょうか?近年の内装材としてのガラスの役割は、このように変化してきています。

♢コルク

コルクは床や壁紙代わりに使用する事の出来る万能な建材です。ほとんど水を通さない性質ですが、通気性はわずかにあり保温性にも大変優れています。また適度な弾力性があるため、床材に使用した際に適度な反発があり足裏の負担が軽減されます。更には遮音性にも優れている為。新築やリフォーム時だけではなく現在住んでいる住宅で足音が気になる部分があれば敷くだけで効果が得られます。フローリングなどと比較すると耐久性は劣りますが、価格が安い分定期的に貼りかえるのもありではないでしょうか?低コストのわりに効果の大きいコストパフォーマンスに優れた建材といえます。

♢羊毛断熱材

この材料は文字のごとく現在料のほとんどが羊毛(ウール)です。羊の体温調整を行う羊毛は住宅の断熱材としても使用されます。通常の住宅では断熱材というとグラスウールや吹付断熱が一般的です。しかし、これらの材料は壁と外壁の間の湿気などを調整などできません。隙間に湿気などがたまると、結果として住宅を痛める原因となります。ただ、この羊毛断熱剤は湿気を吸ったり吐いたりします。その為、湿度調整が可能となるのでカビやダニ・シロアリなどの発生を抑制する事ができます。製造工程で、ホルムアルデヒドなどを使用しない為シックハウス症候群対策にもなります。また、非常に以外ですが羊毛は燃えにくい性質があるため防火認定を取得している製品もあります。

♢米のり

米を指で潰すとベタベタしますよね?あれをイメージしていただければ、わかりやすいと思います。住宅を建築する際には必ず接着剤が使用されます。この接着剤こそ、化学物質が多く含まれておりシックハウス症候群の主な原因の一つとなります。しかし、この接着剤は口にする米を原料としている為体に悪いはずがありません。ただ米のりって耐久性はどうなの?と思いますよね。意外な事に米のりの耐久性は非常に強いのです。米を熱で分解してできる成分は、乾燥や湿気によって収縮を繰り替える木材にしっかりと入り込みます。木材と米のりの膨張率がほぼ一緒の為、木材の収縮に米のりも併せて収縮します。身近な使用例としては昔からあるお寺や仏像などに使用されていました。どのくらい長期間威力を発揮するか歴然ですよね。

♢柿渋塗料

意外と忘れがちな材料が塗料です。住宅建築はもちろんのこと、家具の製造現場でも塗料の存在は無視できません。では、柿渋塗料とは何でしょうか?柿の実を絞った液を熟成させた塗料です。木材に塗ると、濃い褐色の色が付きます。住宅の柱から階段・家具まで幅広い場所で使用できます。また、塗料を塗る事によって防虫・防水・防腐・抗菌効果などを発揮します。昔からの住宅の塗装剤とて使用されてきた材料です。せっかく自然素材にこだわった住宅を建築しても、塗料に化学物質が多く含まれていては全く意味を成しません。柿渋塗料をぜひご検討してみてください。

3. まとめ

 いかがだったでしょうか?普段見慣れている建材も、実は自然素材であるということに気づかれたのではないでしょうか?

一軒の住宅を短期間で完成させる事が当たり前になってきている現在。自然素材の建材は、そんな現代の住宅建築事情とは逆行しているように思われがちです。手間のかかる自然素材の施工を得意とする腕のいい業者さんも、しっかりと見極める必要もあります。

せっかく自分の住む理想の家を建築するのです。外観や間取りだけでばなく、使用する建材にまでこだわってみませんか?
きっと10年後20年後と時がたつにつれ自然素材ならではの味わいがでてきます。
間違いなく年数が経つほどに、住宅に愛着がわきますよ。

『健康リノベ』では、自然素材にこだわった住宅の、リノベーションに関する金額のお話など、些細なことでもご相談から承っています。気になる方はこちらから、お気軽にお問い合わせください。

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