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DIYとリノベーション、それぞれのメリット・デメリットを調査!

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今住んでいる戸建て住宅を新しくしたいと考えた時、建て替えやリフォームを考える方がほとんどでしょう。
他にもDIYやリノベーションで替える選択肢も存在します。
DIYやリノベーションは最近テレビや雑誌などでもよく耳にしますが、違いやメリット・デメリットを詳しく知らない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、DIYとリノベーションの特徴、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

1.DIYとは?

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DIYは「Do It Yourself(自分でやろう)」という英文を略した言葉で、日本では日曜大工の意味で使われています。
主に机や椅子、棚など家具を自分でデザインして作成したり、既存のインテリアをアレンジしたりすることです。
日曜大工というと男性が行うイメージですが、最近はテレビや雑誌、SNSなどにも取り上げられていることから女性にも人気があります。
材料もホームセンターや100円ショップ、ネット通販で手軽に購入でき、本格的なDIYでお家を模様替えする人が急上昇しているのです。
インテリアを造るイメージが強いDIYですが、セルフで壁や床をリフォームすることが可能です。
お店では木調やタイル調などの柄がデザインされたリメイクシートやフローリングシートが売られています。
張ったり、敷いたりするだけなので難しい技術は必要なく、気軽にセルフで自宅の改装が可能です。
塗料や刷毛があれば、家具やカウンター部分などを自分好みの色に塗り替えることもできます。

2.リノベーションとは?

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リノベーションは、修復や再生を意味する言葉です。
建築では既存の壁や床を張り替えたり、設備を替えたり、間取りの変更を行うなど大掛かりな改修のことを指します。
よく混同されるリフォームは部分的に新しいものに入れ替え・取り替えをして、綺麗にする工事です。
一方、リノベーションだと構造はそのままに、間取りから設備、機能までを新しく考えて、造り替える工事になります。
間取りや機能を今住み人の生活のしやすさに配慮して新しくすることで、住宅の価値を上げることができるのです。
DIYとの違いは、工事の規模になります。
DIYは業者が行うリフォーム工事の規模をより小さくした改修と言えます。
リノベーションの場合は、既存の家を建て替えとは別の形で新しくする大掛かりな改修という違いがあります。

3.DIYのメリット・デメリット

DIYによるリフォームにはメリットがある一方で、デメリットもあるので確認していきましょう。

メリット

・自分の理想やアイデアが活かせる
DIYの最大のメリットは、自分がイメージする空間に仕上げられることです。
例えば、空いた隙間を活用してピッタリサイズの棚を作ったり、イメージに合った壁紙や床に替えたりと自由にアイデアを活かしたリフォームができます。
自分の理想やアイデアが反映できるので、オリジナリティに満たされた部屋にリフォーム可能です。

・自分でやるから予算内でリフォームできる
通常のリフォームは業者に依頼となり、施工には部材だけではなく人件費などが発生します。
DIYリフォームなら自分で行うので人件費は必要ありません。
使用する部材も購入先やグレードを自由に選べるので、無駄にコストをかけず予算内に収められます。

・カットサービスなどで作業工程の負担を軽減できる
DIY用品が充実したホームセンターでは、セルフカットサービスを提供しているところもあります。
自分で寸法を測りカットするとなると綺麗に切れなかったり、サイズを間違ったりするなど何かと手間がかかります。
カットサービスを利用すれば、寸法を伝えれば綺麗にカットされた部材を購入できるので作業の負担を軽減でき便利です。
あらかじめカットしておけば、持ち帰りの負担軽減にもつながります。

・思い出に残る
家具や空間を自作することになるので、作ったものは全て思い出の品として印象深く残るでしょう。
特に家族で一緒にDIYをすれば、より素敵な思い出作りとなります。
思い出の品は愛着も湧くので、ものを大切にする気持ちも生まれることもメリットと言えるでしょう。

デメリット

・時間と労力が必要
DIYは設計から部材の調達、制作まで自らの手で行わなければなりません。
そのため、かなりの時間と労力を必要とすることがデメリットです。
例えば、棚を作る場合、組み立てだけではなく塗装が必要な場合もあるでしょう。
塗装は発色をよくするために2~3度塗りが必要な場合もあり、毎回しっかり乾いた状態で塗らなければなりません。
乾かす時間も塗料の性質や気候によって変動し、半日から1日以上かかる場合もあります。
棚1つの制作にも時間と手間がかかるのです。
より規模の大きいDIYリフォームとなると長期的に行うことを視野に入れておく必要があります。
いきなり大きな作業は途中で挫折する可能性もあるので、小さい作業から始めていきましょう。

・理想的な仕上がりにならないことも
DIY初心者となると、自分の理想と実際の仕上がりが一致しないこともあります。
特に高度なデザインを望む場合、テクニック不足で理想とは違ったものに仕上がってしまうケースが多いです。
また、設計ミスにより実際に組み立てが合わない、塗ってみたら塗料の色が理想と違うなどのトラブルも少なくありません。
慣れない初心者は自分で一から設計やデザインするのではなく、図面や解説書も含まれるキットを利用すると失敗を軽減できます。

4.リノベーションのメリット・デメリット

リノベーションにもメリットとデメリットがあるので見ていきましょう。

メリット

・今の住環境の不満を改善できる
今、住環境に不満やトラブルを改善できる点がリノベーションのメリットです。
例えば夏場は暑く、冬場は寒い、結露ができるといった不満があるとします。
この場合、断熱材の導入や壁や窓を変えて気密性を高めることで、年中快適な空間に改善可能です。
他にも家族の数の変動で部屋を増減したい時、水回りの位置や導線に不便を感じている時は間取りの変更で解決できます。

・新築よりもコストを抑えられる
既存の住宅を建て替える場合、解体から新築まで多大な時間とコストを必要とします。
リノベーションの場合、構造を残すので新築での作業工程や必要な部材の数が減ります。
そのため、新築を建てる時よりもコストを抑えて、新築並みのクオリティで住宅に改修可能です。
リノベーションは部分的に行うこともでき、繰り返し改修してコスト面で無理なく完成させる方法もできます。

・リノベーション後の姿や生活のイメージがしやすい
新築は何もない状態であり、紙の情報から間取りや生活をイメージしなければなりません。
しかし、リノベーションは今の家と比較しながら、完成後の姿と生活をイメージしながら考えられます。
部屋の広さや隣家との距離感などを具体的にイメージできるので、建築家とのミスマッチを抑えられる点もメリットです。

デメリット

・騒音トラブルに注意
リノベーションは大掛かりな作業となるため、近所に騒音が響くことがデメリットとなります。
騒音などは近所トラブルになりやすいので、計画段階から対策が必要です。
まず、大掛かりな工事を行うことを近所に挨拶回りで伝え、理解してもらうことが大切です。
また、具体的に作業を行う時間帯などを業者と相談し、作業時間の予定を知らせておくと安心です。

・DIYに比べてコストがかかりやすい
リノベーションはDIYに比べて圧倒的にコストがかかります。
また、予想外のコストが発生する可能性もあるでしょう。
解体したことで、本来必要とする機能や品質、性能が備わっていない、破損が見つかった場合があります。
特に古い家は古い建築基準法や耐震水準となっている場合があり、補修や補強が必要になることもあるでしょう。
リノベーションは事前に調査を行ってから設計や施工となります。
しかし、見積もり段階で想定外のコストが発生する可能性があるデメリットを理解しておきましょう。

・施工完了までの期間は長め
リノベーションは打ち合わせの段階から完成までかなりの時間を要します。
期間は工事内容によって異なりますが、設計から引渡しまで3ヶ月~6ヶ月が目安です。
リフォームとは違って住める状況ではないので、一時的に別の家や賃貸に引っ越さなければなりません。
手っ取り早く改修して住みたいと考える人にはデメリットは大きいと言えます。

5.素材の力をきちんと活かすにはプロに依頼すべき!

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最近は無垢材や珪藻土などの自然素材を取り入れた住宅が人気を集めています。
温かみのある素材感はシンプルながらもおしゃれで、感触も好まれているのです。
また、天然なもの=無害というイメージも強くあるでしょう。
化学成分を含むものは有害な物質を排出する恐れがありますが、天然素材であればその心配がありません。
性能も優れており、例えば無垢材は湿度が高い時もサラサラな感触で、冬場は冷たさを感じにくいです。
珪藻土や漆喰を使った内壁は湿度のコントロールや消臭効果に優れています。
見た目や食感の良さだけではなく、機能性にも優れているので人気があるのです。
ホームセンターでも自然素材の部材を購入でき、DIYリフォームに活用できます。
そのため、自分の手で自然素材の家に改修可能です。
しかし、素材の良さを活かしてハイクオリティな空間を目指すのであれば、プロにお願いすることをおすすめします。
DIYリフォームは時間と手間がかかり、知識やテクニックがないと高度な改修作業は難しいです。
プロなら専門的な技術があるので、綺麗に仕上げてくれます。
また、DIYの作業が不慣れな人に比べて、作業のかかる時間が短く住む点もプロを活用するメリットです。
自然素材を使うメリット・デメリット、活用法も熟知しているので、素材を活かした素敵な家に改修できます。

6.まとめ

DIYは自分でできる範囲の小規模改修、リノベーションは大規模な改修工事だと理解してもらえましたか?
リノベーションは既存の家を新しく生まれ替える工事なので、空き家の販売対策や安価で一戸建てを手に入れる手段としても注目されています。
間取りや設備、使用する素材などもこだわることができ、新築よりもコストが安いところが魅力です。
今、住んでいる家に不満や問題を抱えている方は、リノベーションによりおしゃれで住みやすい家に変えてみてはいかがでしょうか?

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