fbpx
閲覧数:5/

読み終える目安 約 5 分

室内環境調査について

今回は室内の環境調査についてご紹介します。

1.室内環境調査とは

まず、室内環境調査はなにかについてご紹介します。
室内環境調査とは文字通り、室内の化学物質などの量を調査するものです。
私たちが普段生活している部屋は様々な建材(壁紙や床材など)に囲まれていて、その他にも家具や電化製品、書籍など様々なものに溢れています。
最近ではあまり騒がられなくなりましたが、それらの様々な建材から放出される物質によってシックハウス症候群などの体の異変を感じてしまうことがあります。
それらの原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質やダニ・カビなどの繁殖度合いや放出度合いを調べるのが室内環境調査です。

2.具体的な調査方法

次に具体的な調査方法についてご紹介します。
室内環境調査には、大きく分けて2つの方法があります。
1つ目が、アクティブサンプリング法です。
アクティブサンプリング法は精密ポンプを利用して一定の時間吸着管と呼ばれる収集キットに空気を送り込み、空気を回収しそれらを調べる方法です。
全体的な流れとしては、まず対象の部屋の窓を30分ほど解放します。
その他そこにつながる全ての部屋についても一緒に解放しておきます。
こうして全ての部屋の空気を換気することが目的です。
換気が終われば、窓を閉鎖します。
そして5時間ほどそのまま放置して室内の建材などから物質が放出されるのを待ちます。
5時間が経過後、吸着管を精密ポンプにセットして、部屋に設置します。
これらは1つあたり30分の時間をかけて空気を収集します。
これを同様に2回繰り返すことで、1つの部屋につき2回分のデータを取り、より正確な数値を割り出します。
上記の方法は専門業者による機器の設置が必要となるので、次に説明するパッシブサンプリング法よりも費用は割高となります。
パッシブサンプリング法よりは割高になってしまいますが、検出できる化学物質の種類がより細かく判明するため、詳しい室内の環境の状況を知りたい方にはおすすめです。
所要時間はトータルで7~8時間程度(設置台数による)です。

2つ目が、パッシブサンプリング法です。
多孔質の特殊なチューブに詰められた吸着材を一定時間対象の部屋に設置することで検出したい物質を集めます。
こちらは上記の方法に比べて比較的簡単な収集方法になるため、検出できる物質の種類もオーソドックスなものに限られます。
しかし、吸着材が郵送で届き、収集したものを送り返すことで結果が得られるということもあり比較的安価に調べることができます。
収集方法を具体的に説明すると、アクティブサンプリング法と同様にまずは対象の部屋の窓を30分解放します。
換気後、窓を5時間ほど締め切り、キットを設置します。
キットは天井から吊るし下げるような形状が一般的です。
そこから24時間放置する必要があり、その間は部屋への出入り等をできる限り無くしていただく必要があります。
必要時間経過後はそのキットを回収ケースに入れて調査士に送り返します。
このように24時間部屋の出入りができないことで1日の生活に支障が出る可能性があるため、注意が必要です。
リフォーム後の空気環境が知りたい際は、お引き渡しの直前にこの調査を実施していただくことで、生活に支障なく調査することができます。

3.室内環境調査における注意点

次に室内環境調査における注意点についてご紹介します。
最初にお伝えしたように、空気に放出される物質の原因には家具など建材以外のものにも含まれています。
また、現場工事直後の検査の場合、室内だけでなくガレージや敷地の外回りの部分での工事が残っている場合、建材の端材やペンキの缶などがあると換気の際に外部の影響を受けてしまう可能性があるため、ベランダや外回り等が完成してからの検査とするのが1番望ましいです。

4.健康リノベにおいてこれを重視する理由

一般的にこの検査が必要とされるのは行政の決まりであったり申請関係での提出を求められた場合に行われることが大半で、特に申請を必要としないリフォーム・リノベーションでは検査されないことが多いです。
しかし、健康リノベでは本当にすみごごちの良い住環境をご提供するために、ご希望の方々にはこの室内環境調査を実施しております。
厚生労働省で定められた有害物質の数値の基準もあくまで基準であり、下回っている場合でも何かしらの症状を感じられる方も中にはいらっしゃいます。
私たちは基準値はもちろん、それ以上の快適性をご提供するために日々建材研究等を行いながら、より良い住環境を皆様にご提案できるようにこれからも努力して参ります。

おすすめ記事