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自然素材を取り入れたリフォームの魅力と知られざるメリットを徹底解説

自然素材を取り入れたリフォームを検討しているものの、具体的にどのような自然素材があるのか、どのようなメリットがあるのか把握していない方もいるでしょう。
自然素材を取り入れることで、暮らしの質が向上する可能性があります。今回は、自然素材を取り入れたリフォームの魅力とメリットを詳しくご紹介します。

1.自然素材の定義と種類

自然素材とは、天然素材とも呼ばれています。住宅に使用する素材には、化学物質が含まれたものが主に使用されていますが、自然素材には化学物質が含まれていません。
自然素材には、無垢材、珪藻土、漆喰、合板などがあります。
ただし、合板には化学物質が含まれている場合があるため、自然素材かどうか事前に確認が必要です。それでは、自然素材には、どのような種類があるのか詳しくご紹介します。

無垢材

無垢材とは、1本の木から切り出された木材のことで、その木の色や質感、香りなどを楽しめます。無垢材には、次のような種類があります。

・スギ

触り心地がいい質感で、冬でも冷たくならないことが特徴です。ただし、柔らかく傷つきやすいため、日常的にダメージを受ける場所には向きません。また、他の木材と比べて経年変化しやすいため、家の築年数の経過とともに変化を楽しみやすい素材です。

・ヒノキ

ヒノキと言えば、旅館やホテルの和風の浴室に取り入れられる傾向があります。これは、ヒノキが水に強い性質を持っているためと考えられます。デメリットは、成長に時間と手間がかかるため、値段が高いことです。

・パイン

松から切り出される無垢材です。柔らかいため、床材に取り入れることで足腰への負担を抑えられます。ただし、柔らかい代わりに傷つきやすいため、取り入れる部屋は慎重に選ぶことが大切です。

・ウォールナット

深みのある渋い色をしていることが特徴です。重厚感と高級感がありながら、ナチュラルな雰囲気を持ちます。また、衝撃に強いため、長く使いたい家具や床材などに向いています。

・オーク

軽い素材ですが、硬くて丈夫なことが特徴です。傷もつきにくいため、子供部屋やペットがいる部屋に取り入れることがおすすめです。また、色合いが中間的なため、インテリアのテイストを選ばずに取り入れられます。

珪藻土

珪藻土は、植物性プランクトンの化石などが海の底に溜まってできる地層のことです。水分を一瞬で吸収し、自発呼吸によって自然に乾燥するため、バスマットや傘立てに使用されます。湿度を調節してくれるため、部屋の天井や壁に取り入れることで、快適な生活空間を作れます。

漆喰

漆喰とは、石灰石を焼いたものに水を加えて作られる水酸化カルシウムを主原料とする素材です。石灰石は、もともとサンゴ礁から変化したもののため、漆喰は自然素材と言えます。防火性と調湿性に優れていることが特徴です。
また、ほとんど経年変化しないため、キレイな状態を長期間保ちやすいこともメリットでしょう。ほこりやゴミもつきにくく、お手入れが簡単です。

2.自然素材を取り入れたリフォームのメリット

自然素材のリフォームは、見た目だけ自然素材に近づけた素材を使用したリフォームとは全く異なります。
見た目だけ自然素材に近づけた素材は、当然ながら自然素材が持つメリットを得られません。
また、見比べるとその差は明らかなため、自然素材に憧れを持つ方は、迷わず本物の自然素材をリフォームに取り入れることをおすすめします。
それでは、自然素材をリフォームに取り入れることには、どのようなメリットがあるのか詳しくご紹介します。

木の温かみを感じ取れる

無垢材を使用した場合は、木の温かみを感じ取れます。化学物質を使用した合板に、無垢材風になるようペイントしたものもありますが、本物の無垢材とは木の温かみが大きく異なります。
木の温かみを感じ取れることで、日々の生活が快適になるでしょう。
木に囲まれて生活することでで、心のストレスが解消される場合もあります。
もちろん、木の温かみを好むかどうかは人それぞれのため、必ずしも自然素材がベストな選択だとは限りません。
一度、自然素材の家や旅館、ペンションなどに行き、自分に合っているかどうか確認しましょう。

経年変化を楽しめる

無垢材は、時間の経過とともに変化するため、経年変化を楽しめます。永久に変化しない場合、いずれ飽きて再びリフォームしたくなる可能性があります。
無垢材は、経年変化による見た目や雰囲気の変化を楽しめるため、いつまでも飽きずに過ごせるのです。
漆喰や珪藻土はほとんど経年変化しないため、無垢材と組み合わせたリフォームがおすすめです。
また、無垢材は耐震性に優れており、年月の経過とともに強度が高まります。

化学物質に過敏な方でも安心

自然素材には化学物質が含まれていないため、化学物質に対して過敏症がある方でも安心して取り入れられます。
ただし、自然素材であっても、その素材に対して過敏症がある方もいるため、全ての人に合うとは限りません。
しかし、自然素材といっても幅広いため、1つの素材に過敏症があったとしても、他の素材を選ぶことで解決できます。
また、実際にリフォーム後に過敏症に気づいた場合は、塗装することで問題を解消できるでしょう。

調湿性が優れており快適に過ごせる

無垢材や珪藻土、漆喰は調湿性に優れているため、じめじめした季節でも快適に過ごせます。
調湿性が悪いと、早いうちからエアコンをつけることになり、電気代が上がってしまうでしょう。
また、部屋が冷えすぎたり、湿度が下がりすぎたりする問題もあります。
調湿性が優れた自然素材を取り入れることで、室内環境を整えられるため、エアコンの使用による電気代も抑えられます。

3.自然素材を取り入れたリフォームのデメリット

自然素材を取り入れたリフォームには、デメリットもあります。どれも、暮らしに大きく関わることではありませんが、納得したうえでリフォームするためにも、確認しておくことが大切です。
自然素材を取り入れたリフォームのデメリットは次のとおりです。

素材によっては水気で傷みやすい

無垢材は、水気によって傷みやすいため、キッチンやトイレ、洗面所などのリフォームには向かないでしょう。
ただし、塗装することで水に強くなるため、取り入れられないわけではありません。
リビングや寝室では、水気を気にする必要がないため、問題なく取り入れられます。
そのため、大きなデメリットとは言えないでしょう。

傷つきやすい

無垢材によっては、傷つきやすいというデメリットがあります。
特に、パインは柔らかい代わりに傷つきやすいため注意が必要です。
このデメリットに関しても、子供部屋やペットがいる部屋に使わないことで解決できます。
また、ウォールナットのような耐久性が高い無垢材であれば、問題なく取り入れられるでしょう。なお、無垢材は傷がついても簡単に補修できます。

汚れを落とすことが難しい

無垢材は塗装されていないため、汚れがついたときに落とすことが困難です。
落とせないわけではありませんが、手間がかかります。
汚れやすい子供部屋やペットがいる部屋に取り入れると、汚れを落とすのが大変です。
無垢材の汚れは目立つため、できるだけ汚さないようにしたいところでしょう。

費用が高くなりやすい

無垢材は、化学物質を取り入れた素材と比べて費用が高くなりやすいため、場合によっては予算オーバーになるでしょう。
全てを無垢材にせずとも、インテリアのアクセントとして無垢材を取り入れることも可能です。

4.自然素材を使ったリフォームのポイント

自然素材を使ったリフォームは、ただ闇雲に取り入れればいいわけではありません。
デメリットを抑え、メリットを活かせるようなリフォームを意識しましょう。
自然素材のリフォームでは、次のようなポイントを押さえてください。

汚れや傷みの心配が少ない場所を選ぶ

汚れやすく傷みやすい自然素材を取り入れる場合は、リビングや寝室など汚れや傷みのリスクが低い場所を選びましょう。
水周り、子供部屋、ペットがいる部屋は汚れや傷みが問題となりやすいため、避けることが大切です。
ただし、壁の高いところや天井、カウンター、壁の取り付け棚などであれば、汚れたり傷んだりしにくいため、取り入れてもいいでしょう。
建築士と相談しながら、どの部分に自然素材を取り入れるか決めてください。

デザインをこだわれる業者を選ぶ

自然素材には様々な種類があります。また、リフォーム案も様々なため、こだわりのあるデザイン案を出せる業者を選びましょう。
独自ルートで安く自然素材を仕入れることができたり、長年の経験に基づいた一歩踏み込んだ提案ができたりする業者がおすすめです。
自然素材は長く使えるため、妥協せずにリフォーム方法を決めましょう。

5.自然素材のリフォームの依頼先は個人事務所の建築士がおすすめ

自然素材のリフォームは、個人事務所の建築士への依頼がおすすめです。
個人事務所の建築士は、自分が持つ技術やデザイン力などで戦っているため、こだわりのあるリフォームを提案してもらえます。
素材一つひとつの良さや性能を引き出せるリフォームなど、よりこだわりのある案を出してくれるでしょう。
つい、大きい会社に依頼しがちですが、建築士によってスキルが異なるため、必ずしも優秀な建築士が担当するとは限りません。
そのため、個人の力が重要な個人事務所の建築士への依頼がおすすめです。

6.まとめ

自然素材のリフォームは、温かみのある過ごしやすい住まいづくりに繋がります。
調湿性が優れていることや、木の温かみを感じられることなど、自然素材のリフォームには様々なメリットがあります。個人事務所の建築士に依頼することで、自然素材の特徴を押さえた最適なリフォームをしてもらえるでしょう。

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