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漆喰の塗り壁で快適なリノベーションをしよう!漆喰が持つ効果をご紹介

リフォームやリノベーションを機に、壁や天井を壁紙ではなく「漆喰」にしたいと考える人は多いです。
日本の伝統的な家屋にも使われてきた漆喰を塗ることで、部屋全体が落ち着いた雰囲気となります。
しかし、漆喰と聞いても原材料について知らない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、リフォームやリノベーションを自分好みに実現するためにも、漆喰が持っている特徴や効果、メリットについて解説していきます。
漆喰の良さを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.漆喰とは?原料には何が使われている?

漆喰の主原料は「水酸化カルシウム」となり、いわゆる消石灰となります。
石灰石を焼き、水を加えたものが消石灰となり、この消石灰に糊や水を加えて練ったものが漆喰です。
自然素材で作られていることで、子どもやペットのいる家庭には最適であると考えられます。
漆喰には様々な効果やメリットがあるので、解説していきましょう。

漆喰の魅力その①:調湿効果がある

消石灰は、石灰石になることで固まっていくのですが、固まるには100年もの歳月がかかると言います。
時間をかけてゆっくりと呼吸をしながら二酸化炭素を吸収し固まっていきます。
そして、呼吸をすることで調湿効果を与えてくれます。
部屋の中の湿気が多い場合には湿気を吸収し、乾燥している際には水分を放出し、湿度を調整してくれるのです。
乾燥した部屋では風邪を引き起こすこともあるので、適した湿度になることで風邪予防にもつながるでしょう。
また、湿度のある部屋ではカビやダニの危険もあります。
カビ・ダニを防ぎながら、年間を通して過ごしやすい快適な部屋になるでしょう。

漆喰の魅力その②:お手入れしやすい

日々のお手入れが大変だと負担となりますが、漆喰は長時間綺麗な状態をキープできるメリットがあります。
近年使われる頻度の高いビニールクロスは低コストであることやデザインの豊富さが魅力となりますが、経年劣化が進みやすいデメリットがあります。
しかし、漆喰は長時間経過しても見た目の変化がほとんどないため、メンテナンス費用を抑えることにも役立ちます。
静電気を溜め込まない性質を持っているので、ホコリやゴミが付着しにくい点も魅力でしょう。

漆喰の魅力その③:耐火性がある

木造は火に弱い点がデメリットですが、漆喰には耐火性があるので、火事が起こったとしても燃え広がりにくい性質を持っています。
ビニールクロスのように燃えると有毒ガスが発生することもないため、環境にも優しい素材です。

漆喰の魅力その④:シックハウス症候群を防げる

ビニールクロスを使用した家の場合、壁に貼る際に接着剤を使用することでホルムアルデヒドという物質によってシックハウス症候群を引き起こす可能性があります。
シックハウス症候群は、目や喉に刺激を感じることや皮膚が赤くなる、頭痛がする、めまいや吐き気がする、鼻水や涙が出るなど、様々なトラブルを引き起こします。
しかし、漆喰はホルムアルデヒドを吸着し、分解するためシックハウス症候群を防ぐことができるのです。
アトピーや喘息症状のある子どもがいる場合には、おすすめのリフォーム方法でしょう。

漆喰の魅力その⑤:消臭効果

漆喰は強アルカリ性の性質を持った素材です。
アルカリ性が強いことで得られるメリットの1つとして消臭効果があります。
ニオイの原因はたんぱく質や細菌ですが、アルカリはニオイの元となるたんぱく質や細菌の細胞膜を溶かす性質があるのです。
自然素材を使った消臭効果なので体にも安全でしょう。

漆喰の魅力その⑥:耐久性に優れている

漆喰は古くからある自然素材の1つです。
エジプトでは5000年ほど前から、日本でも約4000年前から漆喰が使われていると言われています。
歴史的なお城・お寺などに使われていることが、漆喰の耐久性を証明しています。

漆喰の魅力その⑦:継ぎ目がない

漆喰には継ぎ目がありません。
ビニールクロスの場合は、幅91cmごとに縦貼りをしていくので継ぎ目が発生します。
最初は目立たないですが、月日が経過することで継ぎ目が段々と目立ってきてしまうのです。
見た目が変化するだけではなく、継ぎ目から汚れが侵入する可能性もあるので劣化を早める危険もあります。
しかし、漆喰であれば継ぎ目はないのでトラブルを防ぐことができるでしょう。

2.漆喰に適した部屋とは?

漆喰を効果的に活用するためにも、漆喰に適した部屋はあるのでしょうか?
快適な生活を送るには、どんな部屋に漆喰が合っているのか確認しておきましょう。

玄関

自宅の顔でもある玄関には、靴を置くのでニオイが発生しやすい空間です。
また、濡れた傘や靴を置くため、湿度が上がりやすい空間でもあります。
漆喰には消臭効果や調湿効果があるため、ニオイのこもりやすい玄関も爽やかに保つことができるでしょう。

洗面室や脱衣室

洗面室や脱衣室には洗面台が設置されています。
手を洗ったり歯を磨いたりする際には、気を付けていたとしても水撥ねが起こってしまいます。
ビニールクロスであれば、継ぎ目から水が侵入してしまうこともあるでしょう。
すると、カビが発生する可能性もあるので漆喰にすることでカビの発生を防げるのです。
湿気がこもりやすい空間なので、調湿効果がある点もメリットでしょう。

トイレ

リフォームやリノベーションでトイレの壁を漆喰にする家庭は多いです。
トイレはニオイがこもりやすい空間ですが、漆喰にすることで消臭効果が期待できます。
トイレでも快適に過ごしたいのであれば、漆喰を塗ることを考えてみましょう。

寝室

漆喰には、調湿効果や消臭効果、シックハウス症候群を防ぐ効果などがあると上記に記載しました。
そのため、快適な空間を作り出すことができるのです。
人間にとって大切な睡眠を快適なものにするためにも、漆喰を活用することで睡眠の質を向上させることができるでしょう。

3.漆喰は白だけではない!

漆喰と聞くと「白」をイメージする人は多いのではないでしょうか?
リフォームやリノベーションで漆喰を取り入れたくても白以外に使える色がなければ使いにくいと考えるでしょう。
しかし、漆喰には白以外にもカラーバリエーションがあるのです。
例えば、部屋を柔らかく見せてくれるベージュは、リビングや寝室におすすめです。
ピンクは子ども部屋に塗ると可愛らしくなるでしょう。
爽やかな雰囲気にしたいのであれば、グリーンやブルー系を取り入れてみてください。
また、単色だけではなく2つの色を混ぜることでマーブルカラーにすることも可能です。
プロヴァンス風の雰囲気となり、部屋に豪華さを与えてくれるでしょう。
注意点としては、使用する顔料によって触った感触や見た目に違いが表れます。
自然素材の漆喰ではなくなる可能性もあるので、どんな顔料が使われているのか事前に確認しておきましょう。

4.漆喰はデザインも豊富!

漆喰ではデザインを施すことはできないと考える人もいるでしょうが、塗り方を変えることで仕上がりに違いを出すことができます。

コテ波仕上げ

標準的な仕上げパターンのコテ波仕上げは、コテを使って塗った跡をわざと残しておく仕上げ方法です。
コテを使う力強さによって仕上がりに違いがあるので、施工の際に確認しておきましょう。

扇仕上げ

コテを使って扇のように半円を描いて仕上げる方法です。
技術がないと扇の大きさが不揃いになるので、技術力のある業者に施工してもらうことが重要です。

ハケ引き仕上げ

コテを使って漆喰を塗った後にブラシやハケを使用して模様をつける仕上げ方法です。
使う道具によって仕上がりを変えることができるので、前もってどういった道具を使用するのか確認しておきましょう。

スポンジローラー仕上げ

コテを使って漆喰を塗った後にスポンジローラーをかけることで、凸凹とした表面に仕上げることができます。

スパニッシュ仕上げ

南欧風の白壁を仕上がりイメージにしているのであれば、スパニッシュ仕上げがおすすめです。
コテの後ろ部分を使用して壁に押し付けるように模様をつけていきます。

スタッコ調仕上げ

凸凹とした石のような風合いを持たせるスタッコ調仕上げはヨーロッパ風の壁をイメージしています。
リビングに施すことで、ゴージャスで華やかな雰囲気にしてくれるでしょう。

5.漆喰のメンテナンス方法について

高い効果を持つ漆喰をリフォームやリノベーションで取り入れる家庭が増えてきていますが、ビニールクロスと比較するとメンテナンスが難しいのではないかと不安に感じる人もいます。
そこで、漆喰のメンテナンス方法をご紹介していきましょう。

軽い汚れの場合

壁を擦った時にできる擦り汚れや手あかであれば簡単に落とすことが可能です。
身近な道具を使う場合には、消しゴムが有効となります。
軽く擦っていくことで汚れを落とすことができるでしょう。
消しゴムでも落ちない擦り汚れがあればメラミンスポンジを使用してみてください。
水に濡らして擦るだけで汚れを削り落とすことができます。
洗剤も使用しないので漆喰を傷めることなく綺麗に掃除できるでしょう。

飲み物や食べ物のシミ汚れの場合

ジュースや食べ物をこぼすと漆喰壁にシミができてしまいます。
漆喰壁には目には見えない小さい穴があるので、一度染み込んでしまうと汚れが落ちにくくなってしまうのです。
消しゴムやメラミンスポンジを使用しても汚れが落ちない場合には、サンドペーパーを使用してみましょう。
表面を優しく擦ることで染み込んだ汚れも削り落すことができます。
油分のある食べ物や油性ペンの汚れもメンテナンスできるので、汚れが付着した際に試してみてください。
サンドペーパーの種類は、150番~300番の目が細かいものを選びましょう。

6.まとめ

漆喰は高い効果があるだけではなく、デザイン性が高いことも特徴です。
環境にも人間にも優しいので、快適な暮らしを手に入れたい場合には最適でしょう。
漆喰ならではの風合いで、落ち着いた雰囲気の中での生活も手に入れることができます。
リフォームやリノベーションによって、さらなる快適性を求めているのであれば漆喰の塗り壁にすることも検討してみてください。

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