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断熱リノベーションの費用はどれくらい?受け取れる補助金やお得なポイント制度とは

最近では夏涼しく冬暖かい快適な住宅を作るために、家づくりにおける断熱の重要性が高まっています。
しかし、断熱効果のある素材は費用が高い傾向にあり、家全体に断熱素材を使うのは難しいのではと思う方も多いでしょう。
ただし、リノベーションで断熱性を高める場合には補助金を受け取れることもあり、費用をかけすぎずに断熱効果を高められます。
今回は、断熱性を高めるリノベーションで受け取れる補助金やお得なポイント制度について解説していきます。

1.断熱性を高めるリノベーションのメリットとは?

断熱性の高い住宅は外からの冷たい空気を通さず、家の中にある暖かい空気を逃がさない特徴があります。
ここでは、断熱性を高めるメリットについて見ていきましょう。

1年中快適に過ごせる

冒頭でも述べましたが、断熱性を高めると夏涼しく冬暖かい住宅になるので、1年中過ごしやすい所が大きなメリットです。
さらに、いつでも快適な温度に保たれているので冷暖房を使う必要性が低くなり、電気代の削減や省エネにも役立ちます。
築年数の古い住宅では、基礎部分の劣化により隙間風が入ってくる場合もあるでしょう。
断熱性を高めるリノベーションを行うことで、隙間風が入らない快適な空間にすることができます。

結露が少ない

梅雨の時期や寒い季節になると、外との気温差によって家の中が結露してしまうことが多いです。
結露はカビの原因にもなるので、湿度の高い時期や寒い時期の結露に悩まされている方もいるでしょう。
しかし、断熱リノベーションの場合は外の空気を取り込まないので、結露が発生しにくい状態になります。
ただ、断熱性が高くても隙間が開いていると湿った空気や冷たい空気が入ってきてしまうので注意です。
断熱性を高める時には、同時に気密性も高めておくと結露しにくい快適な住宅になります。

ヒートショック防止になる

ヒートショックとは、寒いところから急に暖かい所へ行くと血圧が急上昇し、心筋梗塞や脳梗塞などを発症する原因にもつながる現象です。
特に冬の寒い時期に起こりやすく、例えば寒い脱衣所から暖かいお風呂場・高温の浴槽に入ると急激に血圧が上がってしまいます。
また、血圧が急下降する場合も心臓への負担となり、暖かいリビングから寒い廊下へ出た時に温度差で血圧は下降します。
断熱リノベーションをすると家全体が暖かい状態となり、気温差が少なくなるのでヒートショック防止につながります。
高齢者はヒートショックになりやすい傾向があるので、断熱リノベーションをして安全に暮らせる家に変えると安心です。

2.断熱リフォームの費用はどのくらい?

快適な家づくりに欠かせない断熱性能ですが、断熱リフォームにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
次に断熱リフォームの種類別に費用の目安を解説します。

壁に断熱材を入れる

断熱リフォームで多い工事の1つとして、壁を剥がして内側に断熱材を入れるというものがあります。
工事費用の目安は1㎡あたり約5千円~5万円となり、断熱材の種類によって費用が異なります。
内装の壁全体に断熱材を入れる場合、約50万~400万円の費用がかかるケースもあるでしょう。

床下に断熱材を入れる

暖房が効いていても足元はひんやりとしていて寒さを感じるという方は、床下へ断熱材を入れると暖かくなります。
床下への断熱リフォームは床材を剥がす必要がないため、比較的時間をかけずに工事が可能です
工事費用の目安としては、1㎡あたり約5千円~1万円で、20坪の場合およそ30万~50万となります。

天井に断熱材を入れる

家の天井は日光を受けやすい部分であるため、暑さを軽減させるためには天井に断熱材を入れるのが有効的です。
費用目安は1㎡あたり約5千円~1万円で、一戸建ての天井の場合はおよそ10万~30万円を目安に工事ができます。
天井裏に作業スペースがない場合は天井を外す必要があり、その場合は追加料金がかかることがあります。

窓に断熱サッシを入れる

家の中でも窓や空気が逃げやすく外の空気を取り込みやすい部分であり、断熱が重要なポイントです。
サッシの種類によって費用は異なりますが、1つの窓で約10万~40万円が目安となります。
何枚かのガラスが重なっている複層ガラスはより断熱性を高め、気密性も上げてくれる点がメリットです。

3.長期優良リフォーム補助金

部分的なリノベーションであっても、断熱材の種類によっては多くの費用がかかることがあります。
ここからは、断熱リノベーションをする際に受け取れる補助金制度とポイント制度をご紹介します。
まずは、長期優良リフォーム補助金について詳しく見ていきましょう。

長期優良リフォーム補助金の概要

リノベーション工事を行う前に家の状態を調査(インスペクション)し、劣化している部分を補修する住宅に対して国が費用を補助する制度です。
合わせて、リノベーション工事における図面・写真などの履歴、長期にわたって住宅を維持する計画書の作成も補助金を受ける条件となっています。
耐久・耐震・省エネ・維持管理性能などに優れた住宅を長期優良住宅として、1住戸あたり最大250万円の補助金を受け取れます。

補助の種類【評価基準型】

インスペクションによって診断された劣化箇所の補修、耐震・耐久性の向上や省エネ性の確保などにおいて、一定の性能を持った住宅に与えられる補助です。
評価基準型の場合は、劣化対策と耐震性の確保は必須で省エネ性と維持管理はいずれか1つを満たしている場合に100万円の補助が受けられます。

補助の種類【認定長期優良住宅型】

評価基準がよりもさらに1つひとつの性能が高く、フルリノベーションで長く住める住宅になっている場合に補助が受けられる補助です。
劣化対策・耐震性・省エネ性・維持管理全てにおいて、基準値を満たしていることが条件となります。

補助の種類【高度省エネルギー型】

認定長期優良住宅型と同じく4つの条件を満たし、さらに省エネ性能の高い住宅に適用される補助です。
省エネ性能の基準は、一次エネルギー(太陽光・火力・水力など)の消費量が省エネ基準に対して約20%削減されていることを指します。

申請手続きの方法

補助金の申請はリノベーションの依頼主でなく施工会社によって行われ、受け取るのも施工会社になります。
最終的には依頼主に補助金が渡る仕組みになっているので、難しい手続きは施工会社に任せると安心でしょう。
長期優良住宅リフォームや補助金申請の経験が豊富な施工会社を選び、適切に補助金を受け取れるようにしましょう。

補助金申請のスケジュール

2019年度の交付申請受付期間は2019年5月10日~12月20日を予定しており、申請と平行して工事完了の実績報告書を提出する必要があります。
報告書の提出は工事完了から1ヶ月以内で、2019年6月10日~2020年2月14日が受付期間となっています。
ただし、申請の状況によっては受付期間の短縮・延長が行われる可能性もあるので、ホームページで確認しておくといいでしょう。

ここに記載した補助金の金額や申請のスケジュールなどは、2019年10月24日時点での情報となります。
最新の情報は、長期優良リフォーム推進事業のホームページをご確認ください。

4.次世代住宅ポイント制度

続いて、2019年10月からの消費税増税対策として作られた、次世代住宅ポイント制度をご紹介します。
一定の性能を満たす新築・リフォーム住宅に対してポイントを付与するものとなっています。
補助金という形で現金が受け取れるわけではありませんが、ポイントを使って商品と交換できるお得な制度です。

断熱リノベーションのポイントは?

リノベーションに対する次世代住宅ポイントは、1世帯あたり60万ポイントが上限です。
外壁への断熱工事には10万ポイント、屋根・天井の場合は3万2千ポイント、床下断熱には6万ポイントが与えられます。
このポイントは家全体に対するものになり、部分断熱の場合はそれぞれ半数のポイントになるので注意してください。
断熱財の使用量によって基準が定められていて、基準を満たした場合にのみポイントが発行されます。

エコ住宅設備でもポイントがもらえる

快適で地球に優しい省エネ設備の設置に対しても、次世代住宅ポイントが付与されます。
例えば、太陽熱利用システム・高断熱浴槽・高効率給湯機にはそれぞれ2万4千ポイントが発行されます。
他にも、節水型トイレには1万6千ポイント、節湯水栓の場合は4千ポイントが発行されます。
いずれのシステム・設備においても、次世代ポイント制度事務局に登録されたものに対する工事が対象です。

ポイントが発行される対象期間は?

2019年4月1日から2020年3月31日までに請負契約・着工を行った住宅を対象とし、次世代ポイントが発行されます。
ポイントの申請は2020年3月31日までとなっており、工事完了報告は戸建て住宅の場合2020年9月30日までに提出しなければなりません。

どんな商品と交換できる?

次世代住宅ポイントで交換できる商品は6つの政策テーマ(省エネ、環境配慮・防災・健康・家事負担軽減・子育て・地域復興)に関連したものです。
交換商品は随時追加されていますが、テーマごとにたくさんの商品が登録されています。
家具や日用雑貨なども豊富にあるので、リノベーションして新しくなった綺麗な家を彩るアイテムを交換するのもいいでしょう。
また、自然災害の多い日本で欠かせない防災・避難に役立つ商品も多く登録されているので、身を守るための商品もおすすめです。

ここに記載した次世代ポイント発行数や申請のスケジュールなどは、2019年10月24日時点での情報となります。
最新の情報は、次世代住宅ポイント制度のホームページをご確認ください。

5.まとめ

家を快適にしてくれる断熱リノベーションは、省エネ効果や結露の減少、ヒートショックの防止などに役立ちます。
断熱リノベーションは断熱材によって多くの費用がかかる場合もありますが、補助金やポイント制度を使うとお得に工事ができます。
経験豊富な信頼できる施工会社を選んで、断熱性が高く暮らしやすい家づくりを実現してみてはいかがでしょうか?

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