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床の張り替えを考えるタイミングは?リノベーションで理想の空間を実現しよう

リビングやダイニング、寝室など、床材はそれぞれの空間に合わせた印象を持っており、雰囲気や印象も床材によって大きく変わります。
しかし、長く住み続けていると無垢材の床にしたい、ハウスダストやアレルギーが気になるから床を張り替えたいといった思いが出てくるでしょう。
床の張り替えを考えているなら、リノベーションで理想の空間を実現してみませんか?
今回は、床の張り替えやリフォームを検討するタイミングや、リノベーションの魅力をご紹介します。

1.どんな時に床の張り替えを考える?

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外国と比較しても、日本では素足で床を歩くことが多いため、床材によって肌触りや印象にこだわる方もたくさんいます。
そのため、中にはもっと質の高い床材に張り替えたいと考える方もいます。
では、実際はどのようなタイミングで床の張り替えを検討するのでしょうか?

部屋の印象を変えたい

床材にはフローリング以外にも様々な種類があります。
明るいナチュラルな色の床材を使っている場合と、シックで落ち着いた色の床材を使っている場合でも、部屋の印象や雰囲気は大きく変わります。
例えば、キッチンや洗面所、壁などをリフォームするタイミングで、床材もタイルでオシャレな雰囲気にしたいと考える方もいるでしょう。
様々な素材があるからこそ、部屋の印象を変えたい時に張り替えやリフォームを考える方が出てくるのです。

部屋を仕切りたい

代表的なケースは、フリースペースや寝室として使っていた広い空間を仕切って子ども部屋を2つ作りたいといった時です。
部屋を仕切るタイミングで床も変えておこうと考えた場合、床のリフォームを検討する方がいます。

傷や汚れが気になる

フローリングに傷や汚れが目立ってきたり、床材に変色が見られたりすると、特に人が多く出入りするところでは気になってしまいます。
床材は素材や色合いによっても傷や汚れができやすかったり目立ちやすかったりするものがあります。
重量のあるテーブルや家具などを置いていた場所には、傷や汚れが目立ちやすい傾向にあるため、新しく綺麗な床材を考える方も多いでしょう。

床のきしみやへこみが気になる

床材では多くの方に人気があり長年親しまれているフローリングは、約15年~20年ほどで劣化してくると言われています。
床のきしみやへこみが気になる場合は、床材の寿命が来ているのかもしれません。
床下地に痛みが出てきている証拠でもあるため、フローリングだけでなく床下地や土台の状態もチェックしてみる必要があるでしょう。

床の張り替えやリフォームを考えるタイミングは、その家庭によって様々です。
ただ、傷やへこみ、劣化によるものが原因になっている場合は、早めに対処しないと床下地や土台の工事が必要になる可能性があります。
部屋の印象や雰囲気を変えるといった目的であれば問題ありませんが、床に寿命を感じたならば注意が早めに行動に移さなければなりません。

2.リフォームよりもリノベーションが良い理由

床の張り替えをするなら、リフォームが必要だと考える方も多いでしょう。
しかし、家族のライフスタイルに合わせて1つの空間を作り変えたいと思っているなら、リノベーションをおすすめします。
一般的にリフォームとは、設備の交換や増改築・内装の張り替えなど、古くなった部分を修繕し回復させるという意味が込められています。
床材で言えば、古くなった床材を状態の良いものに張り替えて綺麗にすることがリフォームです。
一方、リノベーションは耐震補強・断熱工事などの機能性を高めたり、1つの空間をいくつかの部屋に仕切ったりなど、住む人達のニーズや要望に合わせて作り変えることを意味します。
全体的な住宅性能を向上させ、好きなデザインや間取りに変えたいと思っているなら、床の張り替えもリノベーションで検討してみてはいかがでしょうか?
自分好みの空間を実現することができるだけでなく、増改築や新築よりも費用も抑えることができるので、メリットが多い点も魅力と言えます。

3.床のリノベーションには重ね張りと張り替えの2種類がある

床のリノベーションには、重ね張りと張り替えの2種類の施工方法があります。

重ね張り

元々あった床材の上から新しい床材を重ねて張るのが「重ね張り」と呼ばれる方法です。
歩くと床がきしむ・へこむなどの劣化が見られず、床材を変えて印象を変えたいという方におすすめです。
古い床材の上に重ねるので、短期間で工事を完了することができるのもメリットです。
ただ、劣化が進んでいる場合、重ね張りでは解決しない可能性があるため床下点検をして床下地や土台の劣化状態を確認してもらう必要があります。
また、重ね張りを選択する場合は二重床構造になるので床の高さが上がります。
重ね張りには重ね張り用の床材を選ばなければならないため、希望する床材があるなら注意が必要です。

張り替え

張り替えは、元の床材を剥がして新しい床材に張り替える方法です。
古い床材を全て剥がして張り替えるので、経年劣化による床下地の傷みや腐食の状態がある場合は補強工事も合わせてできるため安心です。
中には、床のきしみやへこみがシロアリの生息が原因だったという事例もあります。
重ね張りと違って床の高さが変わることなく補強もできるので、耐久性を重視するなら張り替えを選ぶと良いでしょう。
古い床材を剥がし、補強も含め工事しなければならないため、重ね張りよりも工事にかかる日数が長くなりやすく、費用も高くなる傾向にあります。

重ね張りと張り替えは、どちらもメリット・デメリットがあります。
目的に合わせて、床のリノベーションで重ね張りと張り替えのどちらが適しているのかをよく検討しましょう。

4.床材の種類と性能

フローリングをはじめ、カーペットやコルク・タイルなど床材には様々な種類があり、素材によって性能も異なります。
床材を選ぶ前に、素材ごとの性能を理解しておきましょう。

フローリング

フローリングには、複合フローリングと呼ばれるものと無垢フローリングと呼ばれるものがあります。
複合フローリングはいくつかのベニヤ板を貼り合わせてフローリング専用の床材として作った素材です。
木質の床材ですが、木材を加工したものから木目がプリントされたシートタイプのものまであります。
無垢フローリングは天然木を切って床材にした無垢材のフローリング材です。
天然木を使用しているため肌触りも質感も良いことが特徴として挙げられます。
フローリングは現在日本では最もポピュラーな床材となっており、機能性にも優れ掃除がしやすい点が人気となっています。
色のバリエーションも豊富なので、空間に合わせてデザインを選べるほか、性能も高いです。
特に無垢フローリングは保温性・耐アレルギー性に優れており、小さな子どもがいる家庭にも適しています。

カーペット

絨毯の素材でできた床材で、温かみがあり滑りにくい点がメリットです。
素材やサイズ・色などのバリエーションも豊富で、防臭・防ダニ加工などが施されているものもあります。
タイルカーペットは施工しやすく、リノベーションで選ばれる方も多いです。
防音性や保温性に優れていますが、繊維質であるため耐水性や防汚性が低い点はデメリットと言えます。

クッションフロア

クッションフロアとは塩化ビニール素材の床材のことで、ロールシート状になっています。
木目やタイル・大理石など様々な柄がプリントされているため、一目見てもクッションフロアとは思えない質の高さが特徴です。
ビニール素材なので耐水性・防汚性・防音性に優れており、キッチンやトイレなどの水回りで使用されることが多いです。
ただ、家具やインテリアを置くと跡が残りやすいため耐久性が低く、耐アレルギー性も低めとなっています。

コルク

クッション性が高いコルクを使用した床材です。
コルクは、コルクボードをはじめ密閉剤や緩衛材などとしても重宝される素材であり、耐久性・防音性・保温性・耐アレルギー性などに優れています。
床暖房がある部屋に使用するのはもちろん、小さな子どもや高齢者がいる家庭にも人気があります。

フロアタイル

パネル状になっているビニール素材がタイルの特徴です。
ウッド調やタイル調などデザイン性が高いほか、耐久性・耐水性に優れているのでクッションフロアと同じく水回りに使用される傾向にあります。
ただ、タイルとタイルの間に汚れが溜まりやすい点や、素足で歩くとひんやりと感じてしまうため防汚性や保温性が低い点はデメリットです。

い草の香りと柔らかさ、温かみが特徴の畳は、和の空間にピッタリな床材です。
性能としては防音性・保温性に優れていますが、耐久性や耐水性は低いのが難点です。
また、畳は定期的な交換や外干しなどで手間がかかり、維持費用がかかることも理解しておきましょう。

このように、床材は素材によって性能が異なります。
どんな空間に使用するのか、どんな雰囲気に仕上げたいのかによって合う素材も変わってきます。
部屋のイメージや重視したい性能を踏まえて検討してみると良いでしょう。

5.まとめ

床のリノベーションは、理想の空間を作り上げたいという方にピッタリの方法であり、ライフスタイルに合わせて自由に作りを変えることができます。
リノベーションは、古い床材を剥がして下地の状態から確認したり、同時に間取りを変えたい時などに最適な提案をしてもらえたりするので、床のリフォームを考えている方にもおすすめです。
床材は種類や素材は豊富なので、好みの床材がある場合は、施工会社に取り扱いがあるかも確認しておくとスムーズになります。
水回りの床材を選ぶのか、リビングや居室の床材を選ぶのかによっても性能は変わるので、デザイン性と同時に性能も視野に入れておきましょう。
床下地や土台の状態も踏まえ、適切な方法でリノベーションしてみてはいかがでしょうか?

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