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外壁リフォームの重要性って知ってる?工事の種類と失敗しないためのポイント

外壁は建物を印象付ける大切な場所であり、住宅の顔と考えている方も多いでしょう。
どんなに気に入っている外壁で戸建てを建てても、時間と共に劣化したりヒビ割れを起こしたりします。
外壁リフォームを考えるのは、外壁が劣化して塗装が剥がれた時などではないでしょうか?
しかし、中には外壁リフォームは大掛かりで費用もかかるのではないかと不安を抱き、リフォームを躊躇している方もいるでしょう。
そこで今回は、外壁リフォームの重要性や外壁材の選び方、工事の流れなどを紹介していきます。

1.外壁の役割と外壁リフォームの重要性

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365日いつでも外気や雨風の影響を受ける外壁は、気付かないうちに劣化していく可能性があります。
耐久性をはじめ機能性に優れた外壁材もたくさんありますが、それでも夏の暑い日差しや紫外線、寒気、雨風などの自然現象の影響を受けやすいと言われています。
徐々に耐久性がなくなってくると、防水効果が低下したり内部が劣化したりするため、劣化の具合によっては外壁のリフォームが必要です。
どのような工事を行うのか分からない、費用が分からなくて不安という方は、劣化に気付いていても放置してしまうかもしれません。
しかし、ヒビ割れ・コケ・カビなどがあるにも関わらず外壁リフォームを後回しにすると、外壁そのものが劣化してますます大掛かりな工事が必要になってきます。
そもそも、外壁は定期的な点検や10年に1度のリフォームが必要と言われています。
例えば、外壁塗装で使用される塗料には、アクリル系樹脂・ウレタン系樹脂・シリコン系樹脂・フッ素系樹脂など様々な種類があります。
これらの耐用年数は、短いもので5年~8年、長いものでも15年~20年となっているのです。
つまり、定期的な点検をしていなければ劣化具合を把握することができず、塗装工事だけでは不十分な状態にまでなってしまう可能性があります。
そうなる前に、外壁リフォームを検討して業者に依頼することが大切です。

2.改修規模と耐久年数によって費用も変わる

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外壁リフォームには、大きく分けて補修工事・塗装工事・新装工事の3つがあります。

補修工事

ヒビ割れや剥離、目地割れなどを補修する工事です。
壁にあるゴム部分の「シーリング」を直す修繕作業がメインになり、応急処置で行う工事です。

塗装工事

外壁塗装の工事は、劣化したり剥がれがある外壁に塗料を塗り直して建物を保護したり美観を保ったりする目的で行われます。
外壁の総面積だけでなく、劣化の状態によってどのような種類の塗料を使用するかによって耐用年数も費用も異なってきます。

新調工事

新調工事とは、サイディングと呼ばれる外壁材を既存の上から新しい外壁材に重ねる「カバー工事」と、既存の外壁材を撤去して新しい外壁材に張り替える「張り替え工事」があります。
既存の上から重ねるカバー工事よりも、新しく張り替える工事の方が費用は高めですが、機能性を重視する方は張り替え工事を選択する傾向にあります。

このように、劣化の状態によって外壁リフォームの工事は大きく変わってくるのです。
外壁がどれほどの劣化状態にあるのか、また希望する耐久年数はどれくらいなのかが明確になると、大まかな費用が計算しやすくなります。
長期間住む戸建て住宅なら、少しでも家を長持ちさせられる方法を選ぶ必要があるでしょう。

3.外壁材の選び方

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住宅の外壁材には、近年普及してきているサイディングをはじめ、タイル・モルタル・塗壁・ALCなどがあります。
それぞれの外壁材は補修工事や塗装工事ではなく、新調工事で選択することになるでしょう。

サイディング

サイディングには窯業系・金属系・木質系があります。
窯業系サイディングはセメントと繊維質の素材で成形した外壁材で、レンガ調・タイル調・石積み調などデザイン性が高いです。
金属系はガルバリウム鋼板・アルミニウム合金などを書こうした外壁材で耐久性が高くなっています。
木質系は木材を加工したサイディングのことで、オシャレな外観にできるのがポイントです。

タイル

粘土・土・天然石などを使用した外壁材で、メンテナンスは目地部分だけで良いと言われている程耐久性が高いです。
ただその分費用が高くなりがちなので、外壁の一部分だけタイルにする方も増えています。

モルタル

水・セメント・砂を混ぜたものを外壁として施工する外壁材をモルタルと言います。
既製品にはないデザイン性とオリジナリティの高さが魅力の外壁材です。
定期的な点検は必須ですが、断熱性や遮音性などの機能性にも優れています。

塗壁

漆喰は塗壁の代表的なもので、和風の家にも洋風の家にも合いやすい高級感のある外壁材です。
塗壁は職人の技術力が問われるため、外壁材の中でも費用が高めになっています。

ALC

ALCは、一般的なコンクリートよりも軽く断熱性や耐火性に優れた機能を持つコンクリートパネルです。
様々な外壁材がある中で、ALCの機能性の高さは非常に良く、外壁材の機能性を重視する方に適しています。

断熱性・遮熱性・防音性など、どのような機能を重視するのか、またデザインや色はどのようにするのかによって、選択する外壁材は違ってきます。
特に外壁材は住宅の見た目の印象を大きく変える部分でもあるため、どのような雰囲気にしたいのかイメージすることが大切です。
既存のデザインを活かすのか、印象を大きく変えたいのかによっても外観のイメージは変わります。
例えば、新調工事で基本となる外壁材にサイディングを選び、アクセントとしてレンガの外壁材を組み合わせることもできます。
塗装を2色で組み合わせるツートンカラーにするのも、オリジナリティがあり魅力的な外観になるでしょう。

h3 外壁の色を選ぶ時のポイント

外壁の色を選ぶ際には、落ち着いた雰囲気のベーシックな色で他の色に馴染みやすいものを基準に選ぶようにしましょう。
特に人気が高い色はホワイト・ベージュ・モカなど白やクリーム系の色です。
白やクリーム系の色を選べば、ツートンカラーでアクセントを加えたり、レンガなどの外壁材を組み合わせたりもしやすくなります。
また、外壁は年月が経過することで汚れが目立ってくる可能性があります。
定期的なメンテナンスや掃除などを踏まえつつ、汚れが目立ちにくい色にするというのも方法の1つです。
実際にいくつかの色の候補を出して検討している場合は、住宅に合わせたイメージをしたり、周辺の住宅や街並みと調和できているかを判断したりするためにシミュレーションしてみましょう。

4.外壁リフォーム工事の流れ

新調工事をするのは、外壁そのものが劣化していたり、外壁の下地部分にまで劣化が進んでいたりする場合などに多いです。
下地部分が劣化している時は外壁材の張り替え工事が必要です。
カバー工事や張り替え工事などの新調工事をする場合の流れを紹介しましょう。

施工までの流れは、まず施工会社に依頼することから始まります。
施工会社に依頼すると、現地調査を行い、専門のアドバイザーが外壁の状態や要望・疑問等を確認しながら工事箇所と見積もりを出してくれます。
外壁材・塗料・工法が決まると、明確な見積もり書ができるので、予算と照らし合わせながら納得できれば契約完了です。
施工の際には、足場を組み外壁材の汚れや傷の補修・修繕等を行います。
張り替え工事の場合は、既存の外壁材を撤去します。
施工にかかる工期はカバー工事で約2週間、張り替え工事で約1ヶ月です。
工事が全て完了すると、検査・確認を行い、必要があれば手直しを行い完了となります。
カバー工事も張り替え工事も耐用年数は30年以上と言われていますが、既存の外壁材を撤去し張り替えする手間がかかるため、費用面では張り替え工事の方が高くなるでしょう。

5.機能性・デザイン性を重視したいならリノベーションがおすすめ

想像していたよりも外壁の劣化が進んでいる場合、補修工事や塗装工事よりも新調工事が必要と判断されるケースもあります。
新調工事をするなら、機能面はもちろんいっそのこと住宅の雰囲気を変えようとデザイン性も重視する方もたくさんいるでしょう。
そんな時は、外壁リノベーションがおすすめです。
工法や外壁材などの組み合わせは無限大なので、家のイメージや雰囲気に合わせて様々なデザインを選ぶことができます。
塗料を2色使用してツートンカラーにしたり、一部分だけ装飾タイルにしたり、模様のあるサイディングを取り入れたりなど、外壁をオシャレにできるのは外壁リノベーションの大きなメリットなのです。
またリノベーションでは、外壁を新築のような美しい景観にできるだけでなく、外壁による保護力を高め耐用年数を長くすることができます。
外壁には、太陽光や雨風から住まいを守るための機能が備わっていなければなりません。
リノベーションであれば、耐久性や防水性などが高い外壁材を利用して機能性を重視することも可能です。
最近では機能性・デザイン性のどちらも備わっている外壁材も多くなってきているため、より質の高い外壁材が選べるというのも魅力となっています。
機能性・デザイン性の両方に注目できるリノベーションは、住宅を新たに生まれ変わらせることができるのです。
補修工事や塗装工事を何度も行うよりも費用が抑えられる場合もあるため、長い目で見てリノベーションを検討する方も少なくありません。
外壁材や塗料などの特徴やそれぞれのメリットを理解した上で、予算と照らし合わせながら検討してみてはいかがでしょうか?

6.まとめ

外壁は、太陽光や雨風などの自然現象の影響を直に受けるため、経年劣化していきます。
定期的なメンテナンスをして、外壁の汚れが気になったりヒビ割れを起こしていたりする場合は、外壁リフォーム・リノベーションをするタイミングと言えます。
リノベーションは、リフォームよりも自分の理想に近い家にすることができる魅力ある工事です。
機能性・デザイン性に注目し、理想の住まいを実現させたいのであれば、外壁リノベーションを検討してみましょう。

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