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住宅の増築をするリフォームやリノベーションにはどのくらいの費用がかかる?

増築は土地を有効活用するためにはとても魅力的な方法です。
しかし、増築にはかなりの費用がかかってしまうと誰でも予想はでき、リフォームやリノベーションにどのくらい予算を用意しておけばいいのか悩んでしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、一般的なリフォームやリノベーションで増築をする際にどのくらいの費用が掛かるのかご紹介していきます。
また、増築費用をできるだけ抑えるためにはどうすればいいのか、増築をする際に知っておきたい注意点についても説明していきましょう。

1.増築費用の目安はどのくらい??

増築にかかる費用は、どのようなリフォーム・リノベーションをするかによって変わってきます。
施工業者のホームページで細かく価格が表示されていないのは、一つ一つの案件ごとに内容が異なるからです。
そのため今回は、増築をする際に必要となる費用の目安金額をご紹介していきます。

増築費用は増築場所や増築する建物によって変動する

増築の費用は、いくつもの要素が関係して決まります。
一般的な木造住宅の場合であれば2畳あたり70万円が目安になり、鉄骨住宅の場合は2畳あたり100万円が目安です。
2階に増築する場合は1階の補強工事もしなければいけないので、2畳あたり120万円が目安となります。
この費用を参考に考えてみると、広さに応じた費用を想像しやすくなるでしょう。

・木造住宅の場合
2畳 70万円
4畳 140万円
6畳 210万円
8畳 280万円

・鉄骨住宅の場合
2畳 100万円
4畳 200万円
6畳 300万円
8畳 400万円

・2階に増築する場合
2畳 120万円
4畳 240万円
6畳 360万円
8畳 480万円

この費用をベースとして考えておけば、どのくらいの予算を用意すべきなのか把握しやすくなります。

費用が高くなるケースと安くなるケースがある

前述した目安を知っていれば、およその費用を計算することができます。
しかし、増築の費用は想定よりも高くなってしまうケースと安く収められるケースがあるのです。
続いては、費用に変動が出てしまう理由についてご紹介していきましょう。

増築にかかる費用が高くなってしまうケースは次の要素が関わってきます。

・2階部分に増築する
・補強工事が必要
・水回りの工事が必要
・内装や外装の整備が必要
・住宅設備の購入に伴う増築

例えば、2階部分にお風呂やキッチンを増築しようとする場合は費用が高くなりやすいです。
なぜかというと、配管工事などの大掛かりな工事が必要になるからです。
逆に増築にかかる費用を安く収められるケースは、次の工事となります。

・1階部分に増築する
・元々庭が広く増築しやすい
・ベランダの設置など簡易的な増築
・木造住宅の増築

ベランダやバルコニーの設置は、増築の中でも簡易的な工事になるので、比較的安く済ませることができます。
また、物置を増築する場合も、住宅設備などを整える必要がないため、安く収められます。

増築にかかる費用はだいたいこのくらい!

増築の費用は、増築の内容によって高くなったり安くなったりすることについて説明してきました。
次は、増築する場所ごとにかかる費用はどのくらいなのか細かく分類してみていきましょう。

・ベランダやバルコニーなどを増築する場合
ベランダやバルコニーなどを増築する場合は、30万円~50万円が目安になります。
既存の窓にベランダやバルコニーをつけることで、洗濯物を干すスペースなどを確保できるため、増築するケースが増えています。
しかし、住宅の条件によっては設置できないケースもあるため、リフォームやリノベーションを依頼する業者に設置可能か確認してもらうようにしましょう。

・寝室を増築で広くする場合
既存の寝室をせまく感じるようになった時に行う寝室の増築は、190万円ほどが目安になります。
床や屋根などを同じ造りにしなければいけませんが、内装をそこまでこだわらなければ費用を抑えられるでしょう。

・トイレを増築する場合
トイレを増築する際に費用は、120万円ほどが目安です。
しかし、トイレなどの水回りを増築する場合は、既存の間取りや便器のグレードなどによって費用が大幅に変わるため、一概にこのくらいという目安を提示することは難しい部分でもあります。
間取りや配管の関係で増築が難しい場合は、費用がかなり高くなってしまう可能性があります。

・8畳の和室を増築する場合
ライフスタイルや家族構成の変化などによって、和室を増築するためのリフォームやリノベーションを行うケースもあります。
この場合は、250万円が目安となります。
和室の増築は、畳を敷いたり、壁や天井を和風にしたりするための費用がかかるため、高くなってしまうのです。
しかし、トイレなどの増築と違って配管の心配をする必要がないので、どのくらいの予算を用意しておけばいいのか把握しやすいです。

2.増築費用は安くできる!!

増築をするためのリフォームやリノベーションには、大きな出費を覚悟しなければいけません。
しかし、ちょっとしたポイントを知っておけば、増築にかかる費用を安くできる可能性があります。
続いては、増築費用を安くするために知っておきたいポイントについてご紹介しましょう。

リフォームやリノベーションを依頼する際に適切な業者を選ぶ

増築の費用は、依頼する施工業者によって変わってきます。
ハウスメーカーへ依頼する場合と地元のリフォーム会社にお願いする場合とでは、倍くらい違う料金を提示されることがあります。
ハウスメーカーに特殊な工法を用いた増築を依頼してしまうと、下請け業者に支払うマージンが発生してしまうからです。
できるだけ増築の費用を抑えたいのであれば、増築の実績を豊富に持っている地元のリフォーム会社に依頼をした方が良いでしょう。

いくつかのリフォームをまとめて行う

増築をする際に、他に検討しているリフォームやリノベーションを合わせて行うと費用を抑えられる可能性が高いです。
増築には、塗装や内装、屋根、外壁、電気工事など様々なスキルを持つ職人が関わってきます。
多くの職人が関わるだけで費用はかさんでしまうので小さな増築だけではなく、他に検討しているリフォームやリノベーションも合わせて行うようにするとトータルの費用は安くなる場合があります。
依頼する施工業者に相談すると適切なアドバイスをもらえるので、悩んでいるのであればぜひ相談してみてください。

相見積もりをとるようにする

増築をする際に、相見積もりを取ることも増築費用を安くするためのポイントになります。
相見積もりを取ると、それぞれの施工業者が最適なプランや見積もりを競って出してくれるからです。
相見積もりをする場合は、業者にもそのことを伝えるようにしましょう。
中には相見積もりを嫌がる業者もあります。
しかし、増築は安い買い物ではないので、納得ができる業者に依頼したいという強い気持ちを持って相見積もりを出してもらうようにすると良いでしょう。

3.増築をするなら知っておきたい注意点

増築をすることによって、生活の質を向上させたり、ライフスタイルの変化に対応したりできます。
しかし、増築をして後悔してしまったケースもわずかにあります。
そこで続いては、増築をするなら知っておきたい注意点をご紹介していきましょう。

増築時に住宅ローンを借りる際の注意点

増築をするためにはかなりお金がかかるため、住宅ローンを借りようと考えている人がほとんどでしょう。
増築でも新築のように金利が低い住宅ローンを借りたり、現在払っている住宅ローンがある場合は増築費用と合わせて借り換えたりすることも可能です。
また、増築の際に住宅ローンを借り、条件を満たしていれば「住宅借入金等特別控除」を受けられる可能性もあります。
しかし、住宅ローンを返済している最中に増築をする場合は、借入している金融機関に申請しなければいけない場合もあるので要注意です。
工事の規模や種類などに応じた審査が行われ、一部繰り上げ返済や増築部分の担保提供を求められることもあります。
そのため、現在住宅ローンを返済している最中だという場合は、借入先の金融機関に確認しなければいけません。
もちろん全ての金融機関がそのような体制になっているわけではないので、前述したように借り換えたり、「住宅借入金等特別控除」を受けたりできる可能性もあるので心配し過ぎる必要はないでしょう。

事前の届け出を忘れずに

増築する際に、ぞれぞれの自治体に届け出を指さなければいけないことも忘れてはいけません。
この届け出は、「確認申請」と呼ばれるものです。
増築する住宅がある地域が防火地域や準防火地域に指定されている場合は必須です。
それ以外の地域では、10平方メートルを超える増築をする場合に「確認申請」が必要になります。
「確認申請」では、設計図面などの必要書類を市役所に提出し、その地域で定められている建築基準を満たしているか確認されます。
問題がなければ「確認済み証」が公布され、工事をスタートできるようになります。
増築工事が終わったら、市役所のチェックを受けて「検査済み証」を交付してもらいましょう。
「検査済み証」が交付されれば、建築基準を満たしている建物だと証明ができるのです。

「確認申請」はとても重要な届け出なので、増築をする際には絶対に忘れないようにしてください。

4.まとめ

住宅の増築をするためのリフォームやリノベーションには、かなりの費用がかかることは想像できます。
しかし、実際にはどのくらいかかるのかよく分からないという人も少なくありません。
増築にかかる費用は、工事の内容などによって大きく変動するため、施工業者のホームページなどでは確認できないからです。
そこで今回は、増築費用の目安はどのくらいなのか、増築費用が高くなるケースと安くなるケースにはどのような違いがあるのかといった基本的な部分からご紹介してきました。
増築費用が明確になっていない理由を知っていただけたのではないでしょうか?
そして、増築費用をできるだけ安く抑えるためのポイントや増築時の注意点についてもご紹介しました。
これから増築をするのであれば、このポイントや注意点を把握し、納得できる増築を実現しましょう。
特に住宅ローンを借りようとする場合は、一部繰り上げ返済や増築部分の担保提供を求められることもあるのでしっかりと金融機関に確認することをおすすめします。

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