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リノベーションの費用相場はどれくらい?予算内で理想を叶えるためのポイント

オシャレなデザインや雰囲気に作り変えるリノベーションを検討している方もいるのではないでしょうか?
リノベーションは、間取り・設備・機能などを作り変えることで、住む人にとって暮らしやすい環境にできるため、テレビや雑誌でも取り上げられるようになってきました。
今回は、リノベーションの費用相場がどのくらいなのか、また予算内で理想とする住まいを実現するポイントについてご紹介しましょう。
リノベーションを検討している方は、予算と実現したい住まいを想像しながら、ぜひ参考にしてみてください。

1.リノベーションに掛かる費用相場はどれくらい?

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そもそも、リノベーションの費用相場は大体どれくらいなのでしょうか?
リノベーションは、元々あった内装や設備を新しい内装やデザインの刷新などに作り変える「スケルトンリノベーション」とも呼ばれています。
全てを作り変えることになるので、物件の築年数や構造、面積などによって相場も大きく変わってきます。
例えば、中古マンションをリノベーションする場合、1㎡あたり10万円~15万円が大体の相場になっているので、物件の広さを基に把握することもできるでしょう。
例えば、70㎡あたりの物件をリノベーションする場合、700万円~1050万円程がかかるということになります。
ただ、高機能な設備にしたい・床を無垢材にしたいなど、こだわりたい部分が多かったり、物件の状態が悪かったりする場合は、相場よりも費用が上がる可能性があります。
また、東京や大阪など、どこの物件をリノベーションするかによっても相場は異なるので、あくまでも目安として理解しておきましょう。
費用相場を見て判断せずに、余裕を持ちながら判断することが大切です。

2.リノベーションに掛かる費用の内訳

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リノベーションは、どこにある物件で、どこまで作り変えるかによって費用も大きく変わってきます。
しかし、予算を決めるためには費用の内訳についても理解しておきたいものです。
リノベーションは、基本となる工事費をはじめ、大まかに設備、資材費・デザイン、設計費・諸費用などがあります。
それぞれの費用内訳を詳しく説明していきましょう。

基本工事費

リノベーションは、元々ある中古物件を新たに作り変える工事になるため、解体費用・木工事・電気配線工事・給排水工事など、様々なものが含まれています。
それぞれ専門の職人に依頼することになるので、必ず掛かる費用と思って良いでしょう。

設備、資材費

設備費や資材費は、システムキッチン・洗面化粧台・ユニットバス・トイレなどの様々な設備のほか、床材や建具などの資材が含まれます。
リノベーションで高機能な設備や資材を検討している場合は、費用を多めに見積もっておく必要があります。

デザイン、設計費

依頼する会社によっても金額に違いはありますが、リノベーションする際に重要となるデザインや設計に掛かってくる費用です。
総工事費の10%程度が掛かると言われていますが、それ以上に費用が掛かることもあります。

諸費用

現場を監督する管理費・手続きの申請・書類作成などに掛かる諸費用です。
全体工事費がいくらになるかによって金額が変わります。

この他にも、造作家具・建具をはじめ、元々備え付けられていた設備や資材を補修する場合、オプションの工事費として掛かる場合があります。
一から自分の理想とする住まいに作り変えることができるリノベーションですが、こだわればこだわる程、その分費用を多めに用意しなければなりません。
優先順位やどのような部分に価値を見出すかも重視するようにしましょう。

3.費用を少しでも抑えるには?

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どのような内容のリノベーションを行うのかによって、全体に掛かる費用は大きく変わります。
では、少しでも費用を抑えるためにはどうすれば良いのでしょうか?
希望通りにリノベーションするには、限られた予算内でどんな住まいを作りたいかによって決まります。

優先順位を付ける

まずは予算の上限を決めておき、間取りや設備などで希望するものに優先順位を付けることをおすすめします。
オーダーキッチンにしたい、無垢材を使いたい、オシャレな洗面化粧台を置きたいなど、リノベーションをする方は設備や資材にこだわりを持っている方が多いでしょう。
希望の間取りや使用する設備などでこだわりがある場合は、全て書き出して優先順位を付けましょう。
リノベーションでやりたいことのリストを作っておけば、どこをどのようにしたいかが明確になりスッキリします。
また、リストを作っておくと後々になって「こうしておけば良かった」と後悔することも少なくなるでしょう。

予算を決める

優先順位を明確にしてリストを作ったら、予算の上限を決めましょう。
施工会社に見積もりを出してもらうと、予算内に収まっているかどうか、また希望は全て叶えられかどうかが分かってきます。
例えば予算の上限が900万円だとしたら、デザイナーに金額やどこをどんな風に変えたいかを伝えると良いでしょう。

グレードを下げる

間取りや内装のデザイン・物件の広さ・階数なども費用に影響しやすいと言われています。
概算見積もりが予算を超えてしまったら、グレードを下げても良い部分から少しずつ下げていきます。
内装やデザインは一般的なグレードにしたり、運搬費用がかさむ高層階は避けたりすることで、費用を抑えることができるでしょう。
ただ、高品質なものでもメーカー次第で安く仕入れができるケースもあるので、希望を伝えておけば予算内で品質の良いものを仕入れてくれる可能性もあります。
また、見積もりを出してもらった後は、追加費用が発生する可能性についても聞いておくようにしましょう。
想定外の費用が掛かり、結果的に予算オーバーしてしまう事態を避けることができます。

使えるものは残す・既製品を使う

リノベーションする物件によっては、築年数が経過しており一から新しくせざるを得ない場合もありますが、使える部分は残しておくというのも方法の1つです。
残しておける部分が少しでもあれば、その分コストを抑えることができるでしょう。
また、特にこだわりがないのであれば、造作家具や建具ではなく既製品を選択することも大切です。
造作は一つひとつ職人が作っていかなければなりませんが、既製品であれば寸法に合わせてスムーズに取り入れられるからです。
始めから造作の一択で考えるのではなく、まずは既製品を取り入れられるかどうかを見極めるようにしましょう。

4.予算が足りないなら…リフォームローン・助成金を利用しよう

グレードを下げたり既製品を取り入れたりしても、予算オーバーしてしまった場合には、リフォームローンや助成金を活用しましょう。

リフォームローン

リノベーションやリフォームをする時には、リフォームローンを利用できます。
リフォームローンには有担保型と無担保型があり、リノベーションに多く利用されているのが有担保型となっています。
有担保型は、リノベーションをはじめ大規模なリフォームをする物件を担保として借り入れするもので、最大35年間のローンが組める仕組みです。
ただ、長期間に渡って返済していくため、借り入れに伴う審査が厳しいです。
無担保型は、担保を付けずに借り入れを行う仕組みとなっており、500万円程度までを1年~15年の短期間で返済することになります。
リフォームローンを利用する時は、リノベーションの規模や借り入れする金額によって有担保型にするか無担保型にするか判断しましょう。

助成金

リノベーションで利用できる助成金には、政府の「住宅ストック循環支援事業」や地方自治体の補助制度、リフォーム減税などがあります。
住宅ストック循環支援事業は、断熱・エコ設備・バリアフリーなどの工事や耐震改修など対象の工事で補助金が出る制度です。
購入者が40歳未満であれば、中古物件購入に対する補助ももらうことができます。
他にも、地方自治体の補助制度やリフォーム減税などの助成金を賢く利用して、費用を抑えてみてはいかがでしょうか?

5.大切なのは、価値のあるリノベーションにすること

いざ中古物件をリノベーションしようと考えると、どうしても予算内に収まるか、費用がいくらかかるかといった金銭的な面が気になってしまう方が多いでしょう。
もちろん、予算に余裕があればとことんこだわってリノベーションできます。
しかし、大切なのは費用よりも価値のあるリノベーションを実現することです。
費用をかけなくても、オシャレな空間を作り上げる方法はたくさんあります。
設計担当者であるデザイナーとの打ち合わせを重ねる中で、素敵な価値を見出せたり、新たな発見をしたりすることも多いでしょう。
理想とする住まいはどのような魅力があるのか、譲れないこだわりは何なのかといったやりたいこと・叶えたいことをリスト化して優先順位を作り、デザイナーと相談しながら自分だけの住まいを実現してみてください。

6.まとめ

中古物件を自分好みにリノベーションしてオシャレで素敵な住まいを手に入れた方はたくさんいます。
一口にリノベーションと言っても、物件の築年数や広さ、こだわりたい部分などで費用には大きな差が出てきます。
費用相場についても、住む土地や階によっては予算の上限を超えてしまう可能性もあるでしょう。
リノベーションに掛かる内訳を踏まえても、予算は余裕を持って準備するべきですが、こだわりたい部分が多ければ多い程費用は高くなってしまいます。
何を優先するのか、理想とする内容は何なのかを明確にしておき、施工会社と相談しながら進めていきましょう。
リノベーションの魅力は、元々あった物件に新たな付加価値を付けて新しく生まれ変わらせることができる点ではないでしょうか?
人生の中でも、住まいの購入は大きな買い物です。
内容や価値のあるリノベーションが実現できるよう、準備を進めていきましょう。

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