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リノベーションのメリット・デメリットに迫る!費用の目安や重要なポイントも解説!

家を住みやすく快適なものにしたいと考えた時に、自由に設計しやすいリノベーションを検討する方は多いでしょう。
建て替えよりも費用を抑えて住みやすい空間を実現できるリノベーションには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
今回は、リノベーションのメリット・デメリットに加え、費用や失敗しないためのポイントなどについてご紹介しましょう。

1.リノベーションのメリット

リノベーションは自分や家族のライフスタイルに合わせて自由にカスタマイズできるものです。
まずは、そんなリノベーションのメリットについてご紹介します。

建て替えよりもイメージしやすい

元々ある家をリノベーションする場合は、建て替えで一から作り直すよりもイメージがしやすいというメリットがあります。
建て替えの場合は図面の情報からしかイメージできないため、想像がしにくく悩んでしまう方は多いです。
リノベーションは全てを新しくするわけではなく、部分的に必要な場所だけを変えるだけなのでイメージが湧きやすいでしょう。
窓の位置や家の形なども分かっている状態であるため、間取りを大幅に変えたい時に分かりやすいです。
イメージしやすいということは施工会社との意思疎通もしやすく、理想のリノベーションを実現できるでしょう。

間取りの自由度が高い

ライフスタイルが変わることによって間取りの変更が必要になる場合にも、リノベーションが有効的です。
既存の間取りから少しだけ変えることや、スケルトンリフォーム(骨組み基礎以外を変える)で大幅に変えることもできます。
部屋を分けていた壁を取り除くだけの簡単なリノベーションでも、家の使い方は大きく変わり快適になります。
大幅な間取り変更では、階ごとに居住スペースを分ける二世帯住宅や吹き抜けを設けた広いリビングなど自由な設計も可能です。
使いやすい場所は残した状態で必要な部分だけをカスタマイズできる点も、リノベーションの魅力であると言えるでしょう。

低コストでの工事が可能

リノベーション最大のメリットと言えば、低コストで理想の空間を作れるという点にあるでしょう。
建て替えの場合新しく土地を購入する費用はかかりませんが、一から建て直すとなると多くの費用がかかってしまいます。
大幅な間取り変更をする場合でも、骨組みは残した状態で工事を行うので基礎部分の費用を抑えられます。
予算との兼ね合いもあるので、あまりにも高額な費用が必要となると決断が難しくなることもあるでしょう。
また、予算オーバーしてしまわないように妥協しながら家を建てなければいけない場合があります。
低コストのリノベーションを選択すれば、予算に縛られ過ぎることなく理想の空間を作りやすくなるのです。

2.リノベーションのデメリット

イメージのしやすさや高い間取りの自由度、低コストなど様々なメリットがある半面、デメリットとなる部分もあります。
続いて、リノベーションにおけるデメリットについて解説していきましょう。

間取りを変えづらい構造もある

間取りを自由に変えやすいことはリノベーションのメリットですが、家の構造によっては難しい場合もあります。
例えば、耐震性の強い「2×4(ツーバイフォー)構造」や「鉄骨工法」は壁を抜くのが難しいとされています。
反対に、木と梁で基礎を作る「木造軸組工法」は自由にリノベーションしやすい構造です。
築年数の経っている住宅は木造軸組工法を用いて建てられているものが多く、大幅な間取り変更をするリノベーションも多く実施されています。
ただし、2×4や鉄骨工法は全く間取り変更できないわけではないので、各構造のリノベーションを得意とする施工会社に相談してみると良いでしょう。
また、土地によって建てられる家の大きさは決まっており、増築を考える場合に間取りを制限される場合があります。
増築が難しい場合は、既存の空間の中で広く見せる部分を設けることで家にメリハリが生まれるでしょう。

家の状態によっては費用が高くなる

リノベーションは基礎となる骨組みは残した状態で工事を行いますが、家の状態によっては補修工事が必要になる場合もあります。
経年劣化による基礎部分の老朽化や耐震性の低下などが原因となり、基礎の補修が必要な場合には費用が高くなることもあるでしょう。
ただ、骨組みの腐食は土地の環境にも左右されるので、築年数が経っていないから安心というわけではありません。
反対に、家の状態が良ければその分の費用を内装に回せるので、基礎部分の状態は重要となるのです。

ローンの金利が高くなる場合もある

大規模な工事になる場合、費用も高額になるのでリノベーションの費用をローンで支払うこともあります。
新築で家を購入する時は住宅ローンを利用しますが、リノベーションでは「リフォームローン」を利用します。
リフォームローンは、リノベーション・リフォーム工事の費用にのみ適用されるローンです。
住宅ローンに比べて借りられる金額が少なく、返済期間も短くなるという特徴があります。
特に注意しておきたいのが金利で、住宅ローンに比べて倍ほどの数値になる場合もあり、返済額が多くなる可能性もあるでしょう。

3.築年数別の費用目安とは?

間取り変更の規模やリノベーションする場所などによって費用は変動しますが、築年数によっても費用が変わります。
ここでは、築年数別に見たリノベーション費用の目安について触れていきます。

築年数1~10年の場合

家を建ててから期間が浅い1~10年の場合は、新築の家に何かを付け加えるリノベーションが中心です。
築年数1~10年の住宅にかかるリノベーション費用は、約20~80万円が目安となっています。
例えば、クロスを貼り換えたり新しく収納スペースも付け加えたりなどが多く見られ、補修のためのリノベーションは少ないでしょう。
大幅なリノベーションではなく内装の一部だけを変えるものが多いので、そこまで費用はかからない傾向にあります。

築年数11~20年

築年数11~20年になると、水回りの部品交換や内装のメンテナンスによるリノベーション需要が高まり、費用は約120~150万が目安となっています。
この時期になると水回りでのリノベーションを行う場合が増え、住む家族のライフスタイルに合わせて使いやすいように変更する住宅も多いです。

築年数21~30年

築20年までのリノベーションと比べ、水回りや内装といった部分的なものに限らず家全体のリノベーションを行う住宅が増えてきます。
築年数21~30年の場合、リノベーション費用の目安は160~180万円となっています。
水回りや内装だけでなく基礎部分の老朽化が目立つようになるので、交換を伴うリノベーション需要が高まるでしょう。

築年数30年以上

築30年以上経つと住宅の耐震性が低下している場合も多いので、災害への備えとして家全体のリノベーションが多くなります。
基礎から内装まで大幅にリノベーションする住宅も増え、費用目安は230~250万円となります。
家の広さや基礎の劣化具合によっては、目安以上の費用が必要となる場合もあるでしょう。

4.リノベーションで失敗しないためのポイント

ここまで、リノベーションのメリット・デメリット、費用などについて解説してきました。
リノベーションでは、思い描いていたものとは違う家が完成して後悔したというケースも少なくありません。
リノベーションで失敗しないためにはどうしたら良いのか、覚えておきたいポイントを見ていきましょう。

施工会社選びは慎重に

理想の家にリノベーションする時に自分でイメージを膨らませることが重要ですが、施工会社選びも大切なポイントです。
何となく感覚で施工会社を選んでしまうと、理想の空間を実現できずに後悔してしまうこともあるでしょう。
施工会社を選ぶポイントとしては、経験豊富な設計士が多数在籍する会社を選ぶことです。
様々なリノベーション経験を持つ設計士であれば、自分でも思いつかなかった良いアイデアが見つかるかもしれません。
また、要望の全てを肯定するのではなく、時には良くない部分を指摘してくれることも重要です。
より良い住宅に仕上げるためには、信頼できる施工会社を選ぶことは失敗しないためのポイントとなるのです。

余裕のある予算設定も重要

今の段階で使える費用を予算として設定してしまうと、後々で予算が足りなくなる可能性もあります。
施工会社と打ち合わせを進めていくうちに、当初考えていた場所以外もリノベーションしたくなる場合もあるでしょう。
築年数によって基礎工事が必要な場合、内装リノベーション以外の費用もかかってきます。
基礎工事が必要かどうかは事前に調査することもできるので、予算を決める上で役に立つでしょう。
感覚的に予算を決めるのではなく、客観的な目線で算出してくれるファイナンシャルプランナーやローン会社に頼むことも方法の1つです。
支払いの段階で予算オーバーして困らないように、余裕を持った予算設定をしましょう。

5.まとめ

リノベーションのメリットは、イメージしやすく低コストで間取りの自由度が高い点にあります。
建て替えよりも間取り・コスト両方の面で選択肢が広いので、手軽に理想の空間を手に入れられるところも魅力です。
一方で、家の構造や状態によっては間取り変更が難しかったり基礎工事で費用が高くなったりとデメリットとなる部分もあります。
デメリットで挙げた基礎工事は、築年数が長くなるごとに必要性が高まるので築年数に応じてリノベーション費用が高くなる場合もあるでしょう。
家の構造をあらかじめ把握しておけば、理想の間取りや予算を考える時に想像しやすいです。
信頼できる施工会社を慎重に選び予算に余裕を持たせることで、家も予算も理想的なものを実現できます。
自由にカスタマイズできるリノベーションを活用して、ライフスタイルに合った素敵な空間を作ってみてはいかがでしょうか?

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